クリスチャン新聞福音版2021年2月号

聖書のことばに聴く 

「私たちが神の子どもと呼ばれるために、御父がどんなにすばらしい愛を与えてくださったかを、考えなさい。事実、私たちは神の子どもです。・新約聖書・ヨハネの手紙第一 3章1節

承認欲求から自由になる

 Aさんは子どもの頃、人から自分がどう見られているのか、気になって仕方ありませんでした。できる子、よい子として認められたい一心からうそをついて自分を大きく見せ、大人の気を引こうとしたこともあります。しかしクリスチャンになってからは、人の目など気にならなくなったということです。

クリスチャン新聞福音版2021年2月号

連載 オカリナ牧師の聖書ゆるり散歩30
<<終わりに含まれる新たな始まり>>

日本ナザレン教団鹿児島キリスト教会牧師/オカリナ奏者 久保木 聡
 「あの子が生まれていたら、もう高校二年生かぁ……。どんな背丈で、どんな会話をしているのだろう?」十八年前、妻の胎に宿った命は、流産のため生まれることはありませんでした。涙があふれて仕方がなかったあの時期を経て、今は、死んだあと、主イエスが会わせてくださるという確かな希望があります。あの子に会う日が来ると思うと、父親としてちゃんと生きなきゃ、と日々励まされつつ、今は会えない寂しさもあります。

名画で読む聖書の世界

町田俊之(バイブル・アンド・アートミニストリーズ 代表)
 私自身がこれまでの人生の中で、とても深く教えられた聖書のみことばと一枚の絵を紹介します。イエスは過越の祭の時に、ご自分にとってこの世での最後の夕食を弟子たちとともに取ろうとされました。そして、この時を捉えて、イエスは弟子たちにご自分の最高の愛を表されました。

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連載 こころの食卓 英国人のソウルフード
<<変わらぬ愛を伝えるチョコレートケーキ>>

案内人*山形優子フットマン(食エッセイスト・ロンドン在住)
 二月十四日のセント・バレンタイン・デーは、三世紀に殉教したローマの聖職者バレンタインにちなんだものと言われ、ご存じのように愛を告白する日です。「士気が落ちる」という理由から結婚を禁じられていた当時のローマ兵たちを、心から憐(あわ)れんだバレンタインは、内緒でカップルを結婚させていました。けれどもそれが当局に発覚し、とうとう首切りの刑に、との言い伝えです。英国でもセント・バレンタイン・デーは古くから知られ、現在残る最も古い記述は、詩人チョーサーによる一三七五年作の詩に登場。チョコレートを贈るという習慣も実は英国発祥で、一九世紀ヴィクトリア時代からです。

連載 バイブル・コラム いやしの言の葉 <7>
<<適切な言葉がけ>>

全人医療の三つの具体的な行いは「まず朝礼、互いに挨拶、愛のわざ」です。「朝礼」「挨拶」はわかりやすいですが、三つめの「愛のわざ」というのは、なかなか具体的に思い浮かべにくいと思います。  日頃からいろいろ考えるのですが、それは「適切な言葉がけ」ではないかと思います。適切な言葉がけによって人は非常に慰められますし、反対に不適切な言葉によって人は傷つきます。

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ひとそのあしあと
「その時は試練の意味は分からないけれど、すべては神様の導きだった…」

今月のひと…元プロサッカー選手の牧師 満山浩之さん
 満山浩之さん(36)は、元プロサッカー選手だ。しかし、満山さんのことを知る人は少ないかもしれない。なぜならJリーグではなく、サッカー王国ブラジルと、北ヨーロッパのエストニアで満山さんはプレーをしたからだ。ポジションはフォワードで、ポストプレーが得意。ブラジルでは「お前日本人なのにサッカーをよく知っているな」と褒められるほど、周囲にその実力を認められ、チームメイトや監督からも気に入られた。だが、ビザの関係で公式戦に出られなかったり、度重なる怪我に見舞われるなど、満山さんのサッカー人生はいつも試練の連続だった。そんな満山さんの心に迫ったのが、ある聖書の言葉の一節だった。

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