クリスチャン新聞福音版2021年12月号

聖書のことばに聴く 

「この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」新約聖書・ヨハネの福音書1章4,5節

闇に打ち勝つ いのちの光

 クリスマスといえばキャンドルサービスを思い浮かべる人も多いでしょう。ほの暗い礼拝堂にともるロウソクの光は、どこか明るい希望を想起させます。闇が深ければ深いほど、小さなロウソクの灯(ともしび)でもいのちの輝きのような温もりを与えてくれるものです。

クリスチャン新聞福音版2021年12月号

連載 イエスの名言 それってありなの? 9
「救い主なのにお呼びじゃない?」

水谷潔(春日井聖書教会 協力牧師 キリスト教性教育研究会 会長)
 今回はクリスマスを意識して、イエス様の言葉ではなく、その誕生についての「それってあり?」のお話です。徹底した役作りで知られる名優ロバート・デ・ニーロは、ある日のこと、ホームレス姿となり路上生活を実体験。夜になり、そのままの姿で、宿泊先のホテルに入ろうとしたところ、ホテルから宿泊拒否をされたとのこと。実は、この話にはオチがあります。何と、そのホテルのオーナーはデ・ニーロ自身だったのです。

名画で読む聖書の世界 11「「ベツレヘムへの旅(困難な道)」」

町田俊之(バイブル・アンド・アートミニストリーズ 代表 富士見聖書教会 牧師 )
 クリスマスの絵と言えば、マリアと天使が現れ、静謐(せいひつ)でありながら華やかな雰囲気を漂わしているものが多い中で、この絵は素晴らしい出来事の裏にある、誰も注目しないような目立たない事柄がテーマになっています。

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連載 祈りのある風景
第9回 <<あなたのおことばどおり、この身になりますように >>

守部善雅(キリスト教ジャーナリスト)
 今から、二千年以上前に、イエス・キリストがこの地上にお生まれになったことが、人類の新しい歴史の始まりになったことは、ご存じだと思います。今年は、西暦2021年ですが、この世界共通の年号はイエス・キリストの誕生から始まるのです。

連載 バイブル・コラム いやしの言の葉 <19>
<「富む者」から「貧しい者」へ >

 どれだけ徳の高い人でも、聖人と呼ばれるような人でも、その人が十分な財産を持っていながら、それを同じ神さまを信じている兄弟姉妹たち、それも貧しくてまだまだ多くのものを必要としている人たちに、分け与えないならば、それも自分が貧しくなるほどに分け与えないならば、その人は自分の兄弟姉妹たちとの、本当に真実な交流、霊的な交わり、輪の中に入ることはできません。

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ひとそのあしあと
「愛されるために頑張る必要はない」と気づいて前を向けた

今月のひと…ドラマー牧師 田中満矢さん
 いつも周りを励まし笑顔があふれる田中満矢さんだが、「自分はここにいない方がいい」、そんな暗闇の時期もあった。北海道の4人組ロックバンド「ナイトdeライト」でドラムを担当する田中さんは音楽で希望を表現し、牧師として若者の居場所づくりに努めてきた。しかし4年前にその情熱も、喜びも、感謝もすっかりなくしてしまう経験をした。「息を吸って吐くだけで精いっぱい」。そんな日々の中で気づいたのは「愛されるためにがんばる必要はない、愛されているからこそがんばれる」ということだった。

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