クリスチャン新聞福音版2024年2月号

聖書のことばに聴く 

 「あなたがたは、この小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気をつけなさい。……この小さい者たちの一人が滅びることは、天におられるあなたがたの父のみこころではありません。」新約聖書・マタイの福音書18章10、14節

 今月は新刊『良き知らせをあなたに〜聖書が語る「福音」とは何か』(南野浩則著)から「格差」と「平等」についてのくだりをご紹介します。

クリスチャン新聞福音版2024年2月号

連載 聖書は知恵の宝庫
第11回 時と機会を生かす

立川福音自由教会牧師 高橋秀典
 私たちは「より速く、より強く、より賢く」なるようにと、幼いときから訓練を受けます。それは古今東西どこにも共通する、教育の目標の一つでしょう。ところが旧約聖書の伝道者の書の著者は、「改めて私は、日の下を見た。足が早いからといって競争に勝つわけでも、強いからといって戦いに勝つわけでも、知恵があるからといってパンにありつくわけでも、賢いからといって豊かになるわけでも、知識があるからといって好意を得られるわけでもない」(9章11節)という現実があることを思い起こさせてくれます。(今回は、原文のリズムを際立たせるため私訳でご紹介します)

連載 子どもに教えて気がついた「漢字の向こうに聖書が見える」 

第23回 「直」 いつも曲がってばかりの私なのに神様は赦してくれた

ブラッシュ 木綿子(翻訳・編集者)
今月の漢字は「直」です。「直」は、「十」と「目」と「∟」の組み合わせです。「∟」の部分は何か悪事を働いてあちこち逃げ回る人の足跡で、角を右に曲がり左に曲がり逃げ隠れする様だそうです。

クリスチャン新聞福音版2024年2月号

連載 北欧のテーブル 

その11 ルーネベリ・タルトで祝う讃美の心

ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
多くのフィンランド人が好きなルーネベリ・タルトは、新年が終わるとどのお店や喫茶店でも販売され、家庭でもこのお菓子を作ります。一番オーソドックスなレシピは生地につぶしたクッキーとアーモンドを入れたり、上にラズベリージャムをのせたり、ジャムの周りにアイシングをするものです。現在はロールケーキやケーキの形のものも作られるようになり、生地に入れる材料もいろいろ変化しています。

連載 バイブル・コラム いやしの言の葉 <47>
立場という壁

 ある立場と別の立場との間には壁があるものです。たとえば社長と社員の間、それから上司と部下の間、大学などでは教える者と教えられる者の間に壁があります。私たちの職場では患者さんと医者の間に壁があります。その壁をどちらが作っているのかについては、一概に言うことはできません。

クリスチャン新聞福音版2024年2月号

ひとそのあしあと

〝わたしはある〟(アイアム・フー・アイアム) 「ちょーかっこいい。これ、芸名にしよう」

お笑い芸人 アイアム
沖縄出身のお笑い芸人「アイアム」。ツッコミ担当の新垣勝利(あらかき・しょうり)さんと、ボケ担当の金城真偉(きんじょう・まさい)さんの、息の合ったかけあい漫才は絶妙だ。二人は二〇二一年にコンビを結成。二〇二三年に上京し、東京を拠点に活動を続けている。今年は日本一の若手漫才師を決める大会「M─1グランプリ」にも挑戦する。そんな二人だが、コンビを組むまでには、それぞれいろんな挫折と苦悩を経験してきたという。

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