クリスチャン新聞福音版2024年5月号

聖書のことばに聴く

 「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」新約聖書・ヨハネの福音書 7章37、38節

 能登半島地震で被災した方々が「何が一番大変ですか」と聞かれて、口々に「水がないこと」と答えていました。蛇口をひねれば水が出ると思っていても、水源からのライフラインが途絶えれば死活問題です。

クリスチャン新聞福音版2024年5月号

連載 聖書は知恵の宝庫
第14回 愛への渇き、神への渇き

立川福音自由教会牧師 高橋秀典
 米国での話ですが、ある女性が次々と精神科医を訪ねた後に、紹介されてある有名な牧師のもとに来ました。彼女は唐突に「あなたも私の性生活について知りたいのでしょう。みなそうだったから…」と言いました。それに対して牧師は「もしお話ししたいのであれば伺いますが、私が興味あるのは、あなたの祈りの生活なのですが」と答えたとのことです。

連載 物語とキリスト教 深掘り・世界の名作文学
Vol.2 「車輪の下」

小松原宏子(児童文学作家・翻訳家)
『車輪の下』は、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセによって一九〇六年に書かれた自伝的小説です。主人公ハンスは、母を早くに亡くし、小さな町で世俗的な父親と暮らしていました。ハンスは、この町ではかつて類を見ないほどの天才児でした。

クリスチャン新聞福音版2024年5月号

連載 北欧のテーブル 
その14 パスティヤ/名前は覚えられている

ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
パスティヤは、フィンランドの家庭で大勢の人を招いてパーティーを開く時に出すことが多いです。魚パスティヤ、肉パスティヤ、野菜パスティヤがあります。パスティヤという名前がどこから来たのかは、はっきりわかりません。フィンランドのベーカリーものの名前はおもにスウェーデン語とロシア語から来ています。新しいものは名前も英語や他の国の言葉からなので、聞いても想像できないくらいです。

連載 中動態? 心に寄りそう聖書のメッセージ 
2.できる/できないの話

中村穣(飯能の山キリスト教会牧師)
 たとえば、現代の日本社会には「できることから始めよう」というキャッチフレーズがあります。一見、励ましの言葉のようです。でも、本当にそうでしょうか? 「できることから始めよう」と言われると、人は“できること”を探します。できることを見つけられたら、この言葉は励ましになります。

クリスチャン新聞福音版2024年5月号

ひとそのあしあと

種も仕掛けもない神様の奇跡に感動

ゴスペルマジシャン Ritoさん
Rito(リト)さんは、〝ゴスペルマジシャン〟という不思議な肩書きを名乗る。父親が牧師になって自分の家が教会になったり、勉強のため退職したはずが、両方できることになったり・・・そのあしあとも不思議だ。

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