子どもの養育に大切な“隣る”存在--映画「隣る人」の児童養護施設理事長・菅原哲男さんが児童養護の現場を語る
児童養護施設を舞台にした日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」。1月中旬から放映され、子どもへの虐待や暴言などの描写の是非について議論が起こった。そのよう […]
東日本大震災国際会議:原発保有国に潜む原子力神話--日基教団が初の国際会議を主催 記・伊藤瑞男
1面に続き、日本基督教団主催の東日本大震災国際会議実行委員会委員長の伊藤瑞男氏が同国際会議の意義を4点に分けて伝える。 1 原発事故の衝撃を世界で共有した 日本 […]
異端・カルト特集/人はこうしてだまされる マインドコントロールの影響に理解薄い司法--オウム平田被告に懲役9年 「教団の体質」切り捨て
1995年、公証役場事務局長の仮谷清志さん(当時68)が拉致殺害された事件など3件に関与したとして、逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部の平田信被告(48 […]
異端・カルト特集/人はこうしてだまされる なぜ、平気で嘘をつけるのか--“為に生きる”メカニズム
ある日曜日の午後、都内の教会での会話。 「文鮮明って統一協会の教祖でしょ? この前、いい本だから読んでって世界平和女性連合の人からもらったんだけど、あら、あなた […]
異端・カルト特集/人はこうしてだまされる 支配的・自己陶酔的リーダー像の危険性--イエスが教えた「天国に成功」に反するもの
「異端問題」と言うとき、それは真理の問題だ。聖書の教え、イエス・キリストの福音の本質からはずれて、聖書の福音とは異なる教えによって人々を惑わすのが「異端」。 そ […]
菅原哲男さん(児童養護施設「光の子どもの家」理事長)--“隣る人”の手本は“よきサマリヤ人”
日本テレビ系TVドラマ「明日、ママがいない」での児童養護施設の描かれ方に是非の議論が沸き起こった。児童養護施設を運営している“現場”の1人として「なにか殴りつけ […]
第3回「東日本大震災国際神学シンポジウム」抄録[5]--主の大きな苦しみに位置づける 発題者:ホァン・マルティネス
苦しみの物語を語る ヘンリー・ナウエンは、”The Living Reminder” のなかで、痛み、罪、苦しみといった経験を思い出させ、繰り返し語らせることは […]
第4回アジア青年キリスト者大会[2]--ユダヤ・サマリヤの和解から問う
東アジア青年キリスト者大会が基調にしているのは、「神の国」だ。賛美「神の国とその義を」が繰り返し歌われた。日本、中国、韓国、あるいは北朝鮮(脱北者)、台湾出身の […]
レビュー Movie:「ワレサ 連帯の男」(4月5日公開)--私心棄て自由への希望に与した男
レフ・ワレサ(ポーランド読みでは“レフ・ヴァウェンサ”)。ポーランドがソビエト共産主義政権傘下にあった1980年代に、独立自主管理労働組合「連帯」の初代委員長と […]
レビュー Book:『天を想う生涯 キリシタン大名 黒田官兵衛と高山右近』守部喜雅著(フォレストブックス、四六判、1,200円+税) 評・奈良献児
両者なりのキリシタンの姿勢 キリシタン大名であった高山右近と黒田官兵衛はほぼ同時代に生きた者同士であった。しかし、1587年に豊臣秀吉から出された「伴天連追放令 […]