葬儀特集 「いつも見られている」が契りに--真心込めた葬儀につながる気持ち
「電話で依頼が来た時、私は亡くなった方に選ばれたんだ、と思っています。数ある葬儀屋の中で『薄田君、やってくれないかな?』と」。そう語るのは、埼玉県さいたま市南区 […]
第3回「東日本大震災国際神学シンポジウム」抄録[1]--「繰り返し語る」経験の再解釈
ひとが被害甚大な災害を経験する時、その経験の固有性に目を向けがちです。事実、3月11日の災害は日本と日本のキリスト教会に固有の状況をつくりだしました。しかし、時 […]
北米日本人教会事情(下)--拡大する日本人宣教 レポート・岸 義紘
巡回伝道者の岸義紘さんが、昨年9月から12月まで3か月間の北米大陸巡回伝道を行った。70以上の日本人教会・集会を訪ねて、日本人伝道の広がりと、以前とは違う日本人 […]
レビュー MOVIE:「あなたを抱きしめる日まで」(3月15日より全国ロードショー)
50年前に生き別れた息子を想い、その消息を訪ね歩く母親の物語。だが、同行するジャーナリストによって浮き彫りにされていく知らされていなかった出来事が、重く衝撃的な […]
レビュー BOOK:『涙とともに見上げるとき』ニコラス・ウォルターストーフ著(いのちのことば社、1,365円税込) 評・伊藤順造
慟哭から光を希求する心 心に残ることばを書き出しながら、ニコラスさんとの4時間40分の対話を終えました。ざっと流し読めば1時間半の本です。しかし、ニコラスさんと […]
レビュー BOOK:『キリシタン官兵衛 下巻』雑賀信行著(雑賀編集工房、1,470円税込) 評・山口陽一
宣教師資料から甦る官兵衛 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が岡田准一の人気と相まって好調のようです。ドラマ初回では、若き官兵衛が堺でルイス・フロイスの説教を聴くシ […]
レビュー BOOK:『苦縁 東日本大震災 寄り添う宗教者たち』北村敏泰著(徳間書店、1,995円税込)
礼拝、お経、祝詞…キリスト教を含む「宗教」は、儀式をもつものだが、その基礎にある「いのち」「死」が、震災後むき出しになった。宗教者たちは被災地の人々と苦しみをと […]
レビュー BOOK:『ルターの祈り』石居正巳編訳(リトン、1,260円税込)
宗教改革者のルターは祈りの人でもあった。「正しい祈りから遠ざからないように、そしてついには、自分の仕事の方が必要だなどと考えないように」という言葉は「忙しい」と […]
レビュー BOOK:『光射す途へ 教会暦による信仰詩集』ジョン・キーブル著(日本キリスト教団出版局、2,310円税込)
待降節、受難節、聖霊降臨など、1年間の教会暦にそって、造られた格調ある詩篇。海や山々、動植物など、象徴的な様々な事物とともに、鮮やかに描く。それぞれの季節の神の […]
レビュー BOOK:『随筆 詩歌 虹の橋』近藤蓉子著(ヨベル、1,050円税込)
豊穣な古典の知識に裏打ちされた言葉と感性。流麗な文章は迫力がある。「瞑瞑の静寂 まどろむ子らを 枕き添い給う/ゲツセマネの主よ/御血涙銀河と鏤め天海に降らせ給う […]