<オピニオン>恩恵論からの宣教を 記・稲垣久和
日本にキリスト教が浸透しない理由は何か。それは、すでに仏教の霊性が救済観として民衆に行き渡っているからである。したがって筆者は、「鎌倉仏教の霊性をしのぐ内容が […]
教会ルポ<ここも神の御国なれば>[54]同盟基督・高麗聖書教会――イエスがした奉仕を高麗で実践
◇縁側のある教会 高麗聖書教会(吉持日輪生牧師)では、礼拝後に天候が良いと、有志がテラスでカフェ・サランをオープンする。4月1週目の礼拝後に新しい店長が発表さ […]
湯浅 敬さん(ブラジル日系キリスト教連盟理事長)――バランスある刷新を説く国際派
今年サッカーのワールドカップが開かれるブラジルは、近年経済発展が著しいBRICs諸国の一角をなすが、社会躍進の礎を築いたのは日系移民だったことでも知られる。そ […]
震災から学ぶ包括的宣証――日本ローザンヌ委員会が3年連続シンポジウムを開始
宣教と福音のホーリスティック(包括的)な理解を世界に提起してきたローザンヌ運動が提示する今日的な宣教課題を、日本にどう適用していくかを探ろうと、日本ローザンヌ […]
Book:『震災復興と宗教』稲葉圭信、黒崎浩行編著
Book:『震災復興と宗教』稲葉圭信、黒崎浩行編著(明石書店、2,625円)――「無縁社会」における社会関係資本としての宗教の意義を問う 東日本大震災で被災地 […]
新入学の春――キリスト聖書神学校
この春、各地の神学校は新入生を迎えた。名古屋市のキリスト聖書神学校(CBS)では4月2日に第9回の入学式が開かれ、13人が入学した=写真。CBSは今年3月より […]
「20年後、世界はどう変わるか見据えて」――キリスト聖書神学校入学式でマイケル・オー校長
4月2日、名古屋市中村区太閤にあるキリスト聖書神学校(CBS)の入学式で、3月に国際ローザンヌ運動総裁に就任したマイケル・オー校長がビジョンを語った。同校はオ […]
マイケル・オーさん(国際ローザンヌ運動総裁)――世界の新世代に日本で仕える
「最も宣教が困難な日本で次世代に伝えたい」−そのような思いで9年前に名古屋市のキリスト聖書神学校を始めたマイケル・オー氏は今年、国際的な宣教運動「ローザンヌ運動 […]
「他の信仰を持つ人々の中でキリストの愛を生きる」には――東日本大震災からの宣教課題でシンポ
東日本大震災で津波による甚大な被害を受けた三陸沿岸地方は、漁業を中心とした地域性で、竜神信仰や「講」などの伝統的な宗教共同体が根強く、福音宣教は困難を極めてき […]
<オピニオン>数世紀来の罪をアフリカに謝罪したブラジル 記・中台 孝雄
2010年10月に南アフリカ・ケープタウンで開催された第3回ローザンヌ世界宣教会議。その会期中にブラジルからの参加者とアフリカ大陸の参加者との間に感動的な悔い […]