日本福音主義神学会 全国神学研究会議 「聖書信仰と福音主義の未来」行くべき方向探る
「福音主義」は今後どこへ向かうのか−そんな本質的な問題意識を軸に、日本福音主義神学会(大坂太郎理事長)が2014年度全国神学研究会議を11月4〜6日、奈良県生駒 […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[20]ヨブ記--独裁者である神に向けて潔白を主張する 講師・鎌野直人
ヨブは、自らの潔白が神の前に明らかにされることを熱心に願う者として描かれている。しかし、決して楽観的ではない。「しかし、山は倒れてくずれ去り、岩もその所から移さ […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[19]ヨブ記--「理由のない」苦難の中で「潔白」を 講師・鎌野直人
ヨブの訴えの展開 友人たちの議論を受けて、ヨブはどうしたのだろうか。 ヨブは当初、自らが神の犠牲者であり(6・4)、その苦しみのゆえに、死を望んでいると語ってい […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[18]ヨブ記--「創造」を嘆き、死を願う者へと変化 講師・鎌野直人
B.ヨブの苦悩とそれを通しての彼自身の変化 さて、3人の友人エリファズ、ビルダデ、ツォファルがヨブを慰めようとやってきた(2・11〜13)。しかし、ヨブの最初の […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[17]--過保護な親の姿と重ねられる神の自慢 講師・鎌野直人
神がヨブに対して特別な祝福を与えているのは、単なる保護なのか、それとも神自らが自慢するためか。訴える者からこの挑戦を受けた主は、ヨブのすべての所有物を奪う許可を […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[16]--ヨブを自慢する神の「人格」に疑義 講師・鎌野直人
A.ヨブの姿、神の姿 ヨブ記の冒頭で、ヨブは次のように描かれている。「ウツの地にヨブという名の人がいた。この人は潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっていた」( […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[15]--知恵を見いだすことがヨブ記のテーマ 講師・鎌野直人
箴言からヨブ記へ移るとき、その劇的な変化のために、これは知恵文学だろうか、と疑問に思うかもしれない。箴言に満ちていた格言もなく、息子を説得しようとする親の姿も見 […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[14]--家庭の英雄「しっかりした女」への賛美 講師・鎌野直人
E.目標として の家庭の姿 1〜9章で親と知恵から説得を受け、10・1〜31・9の様々な格言を聞き、知恵を学んだ息子はどうなるのか。箴言全体の結論にあたる31・ […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[12]--次世代へ継承する知恵の成長プロセス 講師・鎌野直人
神のかたちに生きる 人が「知恵を獲得する」とは、具体的にはどのようなことなのだろうか。箴言1〜9章を、「神のかたち」という観点も踏まえて、まとめておこう。 まず […]
旧約知恵文学-神のかたちに生きる民[12]--いのちの脅威と生み出すものとの境界 講師・鎌野直人
ふらちな女を避けよ 訓戒の残り3つのセクション(5・1〜23、6・20〜35、7・1〜27)は、共通する一つのトピックについて語られている。2・16〜19に登 […]