<フクシマの声を聴く>[4]母たちからの声――食卓で泣き出すお母さんも 記・中尾祐子
保護者はとにかく子どもが土を触ることにとても敏感になっていた。福島県伊達市の神愛幼稚園では、外の砂場を大阪淀川の土に替えるまでは砂遊びはさせなかった。マスクも […]
新連載<フクシマの声を聴く>[3]母たちからの声――外遊びのおやくそく 記・中尾祐子
どんな保育をしたらいいのか…。 福島市の東方向へ位置する伊達市。東京電力福島第一原発からは約50キロ。離れているように見えるが、放射能の影響を深刻に受けてい […]
<フクシマの声を聴く>[2]母たちからの声――食べさせていいの? 記・中尾祐子
震災から少し落ち着いたころ、Kさんはスーパーに行って買い物をしようとカゴを手にして陳列棚の前を歩く。震災直後とは違い、たくさんの品物がそろい、それは感謝なことだ […]
新連載<フクシマの声を聴く>[1]母たちからの声――あのとき、なぜ? 記・中尾祐子
「あの事故以来、庭に面したこの窓は開けてないし、洗濯も干していない。子どもたちは庭にも出ていません」。福島市内に住むKさんの家は、福島駅にも近い市街地。近くには […]
新連載<フクシマの声を聴く>[1]お母さんを悩ます不安、分断、麻痺 記・中尾祐子
4月27日、東京・お茶の水クリスチャン・センターで、東日本大震災証言集会「フクシマの声を聴く」が開かれた。いのちのことば社から先に出版された『フクシマのあの日 […]