<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[8]--同じ気持ちの人、たくさんいるだろうな 記・中尾祐子
なんで原発を再稼働させるの? 正直話を聞きおかしいとしか思わない…福島県会津若松出身で自らも原発事故のとき避難を経験したはるかさんは思う。 「以前、高校の授業で […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[7]--「逃げた私」って見られている? 記・中尾祐子
「逃げた私」って見られてる? はるかさんは高校2年生。震災のときは中2だった。福島県会津若松生まれの会津育ち。保育園の時、広島の原爆展を見てこわかった記憶が残り […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[6]--やっぱり悔しかったんです 記・中尾祐子
東京電力福島第一原発の事故の影響で福島市内から会津若松の中学に転校した日向君。転校した先での中3の残りはずっとやけくその日々だった。なぜ友人たちと離れて自分だけ […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[5]--やけくそで転校して
日向君は現在高校2年生。福島市に住んでいた。震災のときは中2だった。終業式が終わり、遊びにいってくるねーと食卓を離れたとき地震が起きた。少し揺れが収まり、向かい […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[4]--“さらっと”ではなく“ちゃんと知る” 記・中尾祐子
うたほさんは会津若松出身。震災後、県外の高校に進学し、この春高校を卒業して大学生になる。 「私が入学したときは震災の直後だったから、3年生最後の学校行事を実施す […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[3]--マンガの世界が現実になった
福島県の会津若松は東京電力福島第一原発から100キロ離れてはいるが、風にのった放射能はここにも届いてしまっている。震災当時の3月16日には0・79マイクロシーベ […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[2]--それぞれの夢
福島県伊達市在住の中学2年生の女の子、ゆかりさん、まなさん、じゅんこさん(すべて仮名)。ゆかりさんとまなさんは、家族も、そして本人たちも放射能のことを気にしてい […]
『終わらないフクシマ』出版記念トークイベント--「俺、子どもつくっていいんだろうか」の一言に言葉が詰まった
福島の現状を伝える本紙連載「フクシマの声を聴く」をブックレットにした『終わらないフクシマ』の出版記念トークイベント「どうなっているの? フクシマ」(CLC BO […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[1]--思い出したくない思い出 記・中尾祐子
2014年の早春。春といってもまだ寒い。福島駅で降りるのは数か月ぶりだ。今日は中学生の女の子2人と会うことになっている。駅の構内にあるカフェで待ち合わせをした。 […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[1]--5年住んだら危ないと言われて
(1面から続く) そうして1年を過ごし、中学に入学する。部活は何をしているの? と聞くと、ゆかりさんが「卓球」と答えた。「本当はテニスをしたかったけど、外でやる […]