<フクシマの声を聴く>[24]母たちからの声--会津ではたらい回し 記・中尾祐子
福島県内自主避難者のBさんは震災当初、新潟県湯沢町へ避難していた。湯沢の人たちは旅館も教育委員会も親切で、特に行政が避難している人たちのコミュニティを積極的に作 […]
<フクシマの声を聴く>[23]母たちからの声--なぜ福島だけ特別扱い? 記・中尾祐子
福島県某地域から会津若松に自主避難しているBさん。現在小4と3歳の子どもを持つ。「原発事故があって地元の知人たちが避難していき、わたしも震災の3月に会津若松に避 […]
<フクシマの声を聴く>[22]母たちからの声--会津の子は幸せ、と言われ… 記・中尾祐子
会津の米農家Nさんの住む地域も、場所によって線量は全く違う。子どもの学校のプール授業はサンプリング校の線量が判断基準になる。しかしそのサンプリング校の空間線量は […]
<フクシマの声を聴く>[21]母たちからの声--「安心安全」を信じた結果が… 記・中尾祐子
Nさん夫妻は会津の米農家。震災以来、試行錯誤しながら米作りを続けている。以前、福島県の一部の農家の米で1キログラムあたり100ベクレルを超えるということがあった […]
<フクシマの声を聴く>[20]母たちからの声⑳--「安全だ」という不安 記・中尾祐子
会津で農業を営むNさん宅には小学生と幼稚園生の2人の子どもがいる。 「わたしたち夫婦はネットでいろいろ調べていたので、東京電力福島第一原発が爆発したあと、放射能 […]
<フクシマの声を聴く>[19]母たちからの声⑲--手探りで苦闘する米作り農家 記・中尾祐子
Nさん夫妻は、会津でも比較的放射線量の高いといわれる地域に住んでいる。米作り農家だ。子どもは2人、震災当時は7歳と2歳だった。上の子が初めてのおつかいに、コンビ […]
<フクシマの声を聴く>[18]母たちからの声⑱--私の「かわいそう」より事実知って 記・中尾祐子
「うちでは冗談のように、本籍が県外だし、あと何回か引っ越したら福島の出身かどうかなんてわからなくなるよ、と話したりします」。東京電力福島第一原発事故による富岡町 […]
<フクシマの声を聴く>[17]母たちからの声⑰--「原発は大丈夫です」の刷り込み 記・中尾祐子
会津へ避難している古川好子さんの福島県富岡町の自宅は東京電力福島第二原発から3キロ、第一原発からは8キロの距離だった。チェルノブイリ事故のとき、 福島の原発は大 […]
<フクシマの声を聴く>[16]母たちからの声⑯--自分の今はなんて異常なんだろう 記・中尾祐子
東京電力福島第一原発の事故で福島県双葉郡富岡町から福井県敦賀市の知人のところへ避難した古川好子さん。これまでのびのびと広い家で暮らしてきた父親を6人で8畳一部屋 […]
<フクシマの声を聴く>[15]母たちからの声⑮--「原発は絶対大丈夫」とすり込まれ 記・中尾祐子
「ベビーシッターを個人でやっていて仕事先で被災しました。そのころ頻繁に地震警報が鳴っていたので、ああまたか、と思っていたんです。でも、そのときはいつもと違うガツ […]