<フクシマの声を聴く>[14]母たちからの声⑭--子どもたちの小さな日常が奪われて 記・中尾祐子
福島市内に住むSさんの2歳の孫は親が共働きのため、Sさん宅に週3日は預けられる。線量の高い信夫山に近いSさん宅は、子どもを置いておくには全く安全とは言えない。で […]
<フクシマの声を聴く>[13]母たちからの声⑬--孫たちの将来はどうなるのか 記・中尾祐子
福島市内に住むSさんには3人の孫がいる。長女に6歳の男の子と2歳の女の子。長男にも2歳の女の子。2歳の孫たちは、ひとりが震災前の1月に、もうひとりは震災の4日前 […]
<フクシマの声を聴く>[12]母たちからの声⑫--シンプルな節電が一番の「脱原発」 記・中尾祐子
東京電力福島第一原発の事故から避難してきた人の中には、自死や離婚も起きている。離婚までにならなくても家族の関係が冷め切ってしまったという家もある。このような、原 […]
<フクシマの声を聴く>[11]母たちからの声⑪--もしフクシマが自分の町で起きていたら 記・中尾祐子
福島から避難することでの心配のひとつには、子どもの学校のことがある。避難した人の中には、子どもがなじめず結局福島に帰ってきてしまった人も少なくない。京都以外の場 […]
<フクシマの声を聴く>[9]母たちからの声?--住宅ローン、裁判費用、子どもの進路…不安はつきず 記・中尾祐子
夫は紳士服のオーダーメイド店の3代目。昔からのつきあいの得意先があり福島での仕事は安定していた。でも菅野千景さんたちが福島から京都に避難してすぐの9月から夫はハ […]
<フクシマの声を聴く>[9]母たちからの声⑨--なぜこんなことをしないといけないの 記・中尾祐子
自主避難先の京都には、先に菅野千景さんと2人の娘が住んだ。はじめの1年は夫と離れての暮らし。福島で住んでいた家は5LDKで庭も駐車場も広い。でも京都では築50 […]
<フクシマの声を聴く>[8]母たちからの声⑧--家族で決めた自主避難のリスク 記・中尾祐子
菅野千景さんは2011年の8月30日に福島から京都に自主避難した。今度の夏で福島をはなれて2年目になる。2011年の7月に京都の保養キャンプに参加した。精華大 […]
<フクシマの声を聴く>[7]母たちからの声――これがフクシマの現実 記・中尾祐子
北信カルバリー教会(保守バプテスト同盟)の牧師夫人・久場祥子さんに案内されて福島県伊達市を車で移動中のことだ。いたるところにブルーのシートが見える。「あのシー […]
<フクシマの声を聴く>[6]母たちからの声――教会裏は子どもたちの遊び場だった 記・中尾祐子
北信カルバリー教会(保守バプテスト同盟)は福島市の北部にある。久場祥子さんはこの教会の牧師夫人だ。東京電力福島第一原発事故が起きたときは福島県立医科大学付属病 […]
<フクシマの声を聴く>[5]母たちからの声――いい嫁より子を思う母に 記・中尾祐子
板垣恵さんは福島県伊達市の幼稚園の副園長でもあり、4人の子どもの母親でもある。上から中2の女の子、中1男の子、小2男の子、3歳の女の子である。震災からしばらく […]