犠牲者ありきの核実験に歯止めを--第五福竜丸・ビキニ環礁水爆実験被災から60年
3月1日、東京・日本青年館で「3・1ビキニ・第五福竜丸60記念のつどい」(公益財団法人第五福竜丸平和協会主催)が開かれた。今年は第五福竜丸・ビキニ水爆被災事件か […]
<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[1]--5年住んだら危ないと言われて
(1面から続く) そうして1年を過ごし、中学に入学する。部活は何をしているの? と聞くと、ゆかりさんが「卓球」と答えた。「本当はテニスをしたかったけど、外でやる […]
各地で2・11集会 預言者として警鐘を--右傾化する日本でのキリスト者の使命
「建国記念の日」に戦前の神話的紀元節の復活を危惧し、この日を「信教の自由を守る日」と位置づけるキリスト教界では、今年も各地で信教の自由をテーマにした集会が開かれ […]
チェルノブイリからフクシマは学べるのか--NCCチェリノブイリ・スタディツアー報告会 記・中尾祐子
NCC(日本キリスト協議会)平和・核問題委員会、女性委員会主催の「チェルノブイリ・スタディツアー報告集会〜いのちの未来へ〜」が2月8日、東京・早稲田の日本基督教 […]
齋藤一男さん(新作映画「かがみ」の監督)--心の貧しさを見つめて 記・中尾祐子
妹の死と映画業界の現実に自分の限界を知らされて 齋藤さんは一般の映画業界で勤務、Vシネマの監督などを経てきた。「自分の力だけを頼って生きてきた」という齋藤さんの […]
<フクシマの声を聴く>取材を終えて(後)--福島の子どもたちはいま…
東京電力福島第一原発事故による被災者は大勢いるが、その中でも子どもたちの受けた影響は大きい。子どもは本来遊ぶことで体も心も育つ。でもいま福島の子どもたちは外で思 […]
レビュー Book:『終わらないフクシマ』中尾祐子著(いのちのことば社、945円税込)
黙して聴くべき「経過報告」 「ただただ彼女たちの言葉を聴くしかない…」。私の素直な読後感想である。東京電力福島第一原子力発電所の引き起こした史上最悪の公害事件( […]
<フクシマの声を聴く>取材を終えて(前)--のどかできれいな福島が…
私は父の転勤で福島市の中通りに中学時代と高校1年まで住んでいた。家のそばには一級河川の阿武隈川が流れ、河川敷では学校や地域で、また友人同士で何かにつけて芋煮会が […]
<フクシマの声を聴く>[31 最終回]母たちからの声--希望はどこにあるのか
「原発事故以来、いいことはひとつもない」と、会津放射能情報センター代表の片岡輝美さんは言う。「この事故を通じての人との出会いは喜びです。しかし、これからの原発処 […]
<フクシマの声を聴く>[30]母たちからの声--わたしも逃げたい! 記・中尾祐子
会津放射能情報センターの代表であり、日本基督教団若松栄町教会の牧師の妻でもある片岡輝美さんが迎えた震災直後の礼拝には、教会員や友人たちが集った。「悲しみと絶望 […]