「なぜ悪が」に複数の回答 『苦しみと悪を神学する 神義論入門』
「神が善であり、全能なならばなぜ悪が実在するのか」。このような「神義論」は、戦争や大量虐殺、黒人へのリンチ、震災、大津波、パンデミック、身近な人の突然の死…など […]
危機に生きる十字架のモラル 『聖なる父 ― コロナの時代の死と葬儀』
英国の神学者ピーター・テイラー・フォーサイスの研究者で、東日本大震災後、「現場の神学」を実践と共に探求する著者による翻訳、解説、論考を集めた。 フォーサイスの神 […]
『絵本へのとびら』『ベートーヴェン 一曲一生』「JOY! JIREH~ALL I NEED 」
混迷の2020年だったが、年末年始に感性を養い、信仰への気づきをもたらしたい。『絵本へのとびら』(大嶋裕香、教文館千100円税込、四六変)の著者は、数々の絵本を […]
『古代イスラエル宗教史』『聖書がわかる資料集 系図・年表・地図』『長谷川誠三 津軽の先駆者の信仰と事績』『個からの出発 ある在日の歩み 地域社会の当事者として』『核廃絶 諸宗教と文明の対話』
歴史や社会の問題の背景をじっくり俯瞰(ふかん)する機会にもしたい。 『古代イスラエル宗教史 先史時代からユダヤ教・キリスト教の成立まで』(ミヒャエル・ティリー、 […]
映画人生の背後にいつも聖書が 元ワーナー・ブラザース映画製作室長 小川政弘
逆境での努力 昔から努力の人だった。ワーナー・ブラザースの映画製作室長を務めるほどの英語力も、今の子どもたちのように、塾に通わせてもらい、勉強を最優先にさせても […]