
ブラックライトに照らされた集会室で、DJがCEDM(クリスチャン・エレクトロニック・ダンス・ミュージック)をミックスする。高校生たちは蛍光塗料で顔や腕に絵を描き、歌い踊る。そんな音楽フェスのようなクリスチャン集会を、hi-b.a.(高校生聖書伝道協会)が開いた。
7月21日、東京・渋谷区のhi-b.a.センターで開かれた「色音祭(イロネサイ)」は、毎月1回の特別集会「ジョイフルサタデー」(関西では月2回)のプログラムとして行われた。高校生が夏休みに入るこの時期は、普段来ている高校生が、クリスチャンではない友達も連れて来やすいような企画を行っている。今年の企画担当となったスタッフの梶山大(かじやますぐる)さんが、例年とは違う企画を、と仕掛けた。

DJのAron Hosoeさんは梶山さんの友人。教会の青年の影響を受け、中学生でDJを始める。超教派ユース賛美集会「UNITE」での前座や、一般の音楽イベントでの出演も。梶山さんとの対談形式で、Aronさんの証しも語られた。勉強や人間関係など、高校生の関心の高い内容に、集まった30人ほどの中高生たちも身を乗り出して聞いていた。

教会で〝若者の音楽〟としてバンド形式のワーシップソングが歌われるようになってきたのも、もはや近年の話ではなくなった。梶山さんはこう話す。「バンドの賛美も、今の中高生にとって彼らのスタイルかというと、そうではなくなってきている。スマホやAIで自分好みの音楽を作れるし、音楽のジャンルも幅広くなってきている。どうしたら幅広い層の中高生にリーチできるか、試行錯誤しているんです」
Aronさんが、アメリカのクリスチャンシンガー、Forrest Frankの「Your Way’s Better」をかけると、曲を知っていて歌い出す参加者も何人か。中高生の文化に届いていく、という狙いには一定の成功が垣間見えた。日常で親しむ音楽と、賛美の音楽との距離が近いことは、生活と礼拝の連続性にもつながっていく。
梶山さんは語る。「こういった雰囲気は世俗的にも思われがちだけれど、神様への賛美にもなるし、神様を知るきっかけになれば」
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