「性の聖書的理解ネットワーク」に反論 「転向療法」への回帰を危惧
7月に設立された「性の聖書的理解ネットワーク(NBUS)」について、「多くの自死者を出した『転向療法』へと向かう危険」があるとして、別のクリスチャン有志らによって「性の聖書的理解ネットワーク『NBUS』を憂慮するキリスト者連絡会」(https://against-nbus.org/)が8月18日に設立された。
同連絡会は、「性的指向・性自認は他者によっても自発的にも変えられるものではない」
「キリストの教えでは、わたしたちのありようはそのまま神様のギフトです。性のあり方それ自体を変えようというのは、そのギフトを否定すること」と抗議。「転向療法」の問題点を指摘するとともに、社会的病理としての同性愛嫌悪(ホモフォビア/トランスフォビア)、特に内在化された恐怖の解放のための「寄り添い」を勧める。
8月18日発表された趣意書の賛同人には福音派、カトリック、日本基督教団の教職、信徒ら24人が名を連ねる。
(クリスチャン新聞web版掲載記事)