
記・西岡 稔 元大手電機メーカー技術職 キリスト兄弟団 ニューコミュニティ教会員
前回までは、こちら→【連載】被造物ケアを生活に 神学から実践へ
目次
メーカーで38年。利益追求と環境負荷の責任
私は約38年間、大手電機メーカーで技術畑を歩んできた。様々な技術開発に関わりながら、技術革新が地球環境に及ぼす影響や人間の責任について考えさせられる場面が度々あった。社会の発展に貢献することを目指す企業活動が、利益追求の競争の中で、地球環境に少なからず負荷を与えてきたことは疑いもない。そのような問題意識を心の片隅に持ちながらの会社生活であった。
2015年の国連サミットにおいて、持続可能な未来を築くための開発目標(SDGs)が採択された。これを受け、企業も環境問題を事業存続の根拠や意義に直結する重要課題として位置づけるようになっていった。社会全体の意識も変わり、企業だけでなく、学校や様々な団体が、真摯に環境問題に取り組むようになってきたことを実感した。
聖書を学び実感した被造物回復の約束
会社生活を終えた私は、お茶の水聖書学院(OBI)に入学した。学びの中で、神の救いの計画について新たな光が与えられたことは恵みであった。聖書は、個人の救い以上に共同体の救いを語っている。また神の国と共に完成する神の救いは、人間の救いに留まらず、被造物全体の回復も約束している・・・
(次ページ[下部にログインボタン]で、救いの完成、環境問題を困難にしている要因、自然界の痛みを知り、 救いの希望を示す使命、など)
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