2月25日、日本キリスト教団奈良教会で月に1度第四土曜日に行われている「ひかりの風」に参加してきました。

写真は汐碇直美牧師

この会は去年の11月から始められ、今回が4回目。淀川キリスト教病院チャプレン・臨床パストラルカウンセラーでもある汐碇直美(しおいかりなおみ)牧師が、教会が地域に仕える業としてはじめらたプログラムです。

大きな病をかかえておられる方やそのご家族、大切な方を亡くされた悲嘆にくれる人、または医療従事者などがその立場を超えて集い、いのちのこと、死のことをフラットに話せる場所は本当に貴重だと実感しました。

予約不要で無料。参加者のルールはたった2つ。「聞いた話はその場だけで口外しないこと」「批判しないこと」。日常では味わう事のできない、深くしみじみとした時間は信仰の有無を超え、人として生きていく上でとても大切な宝の時間だと思いました。教会員のさありげないサポートもとても暖かでした。(レポート=鳥井新平・近江平安教会牧師)