「現代に聖書から平和を語れるか」石田氏 再出発の仙台書店共催で講演
戦争の現実が迫る現代日本に、聖書から平和を語れるか。キリスト教思想や宣教論などの著訳書や共著『戦争と平和主義 エキュメニズムが目指すところ』(冨坂キリスト教センター編、いのちのことば社)を手げけてきた、日本聖書協会理事長の石田学氏が仙台市で4月28日に講演する。オンライン参加も可能だ。
講演題は「現代世界に対してキリスト者は聖書を根拠に平和を語ることができるか~二世紀の神学者ユスティノスのロゴス論が示唆する可能性を考える~」。
場所は仙台市青葉区の日本基督教団東北教区センター「エマオ」で。地域の教会連合の仙台キリスト教連合と、同センターに店舗をもつ仙台キリスト教書店との共催だ。資料代500円、献金あり。
仙台キリスト教書店では、昨年4月に黒田忠前店長が急逝した。またキリスト教書店については、各地で閉店・縮小が相次ぐ状況がある。仙台キリスト教連合の阿部頌栄さん(ナザレン・仙台富沢教会牧師)は、今回の講演会について、「これからのキリスト教会と文書伝道の働きにどんな可能性が見つけられるのか」という思いももって準備を進めてきたと言う。
講演会最後には、仙台キリスト教書店現店長が報告・展望を語る。
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