仙台キリスト教連合と仙台キリスト教書店の共催による講演会が4月28日に開かれ、平和を切り口に書店の意義と現状を踏まえた展望が話された。

講師は日本聖書協会理事長の石田学氏。「現代世界に対してキリスト者は聖書を根拠に平和を語ることができるか~二世紀の神学者ユスティノスのロゴス論が示唆する可能性を考える~」のテーマで話した。

聖書に、戦争を肯定する記述と、それを否定する記述があることから聖書解釈の問題を提示し、ユスティノスのロゴス論の考え方をもとに、イエスの武力への向き合い方を考えた。

またユスティノスが多様な思想や事物存在をキリスト教信仰の目でとらえた姿勢や中世の修道院図書室を例に、未知と出会い、対立をこえるための精神を広げるキリスト教書店の意義を語った。

質疑応答の中で、平和や書店の意義を語り、孫や教会の子どもたちとの間で物語に親しみ、想像力養う体験を進める実践を述べた。

昨年急逝した黒田忠前店長の後を受けて立った現店長が現状を語った。出会う場、信仰生活を豊かにする場としてキリスト教書店での経験と展望を話した。

堺キリスト教書店再開 50年の使命感新たに 森永さん 

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