日本基督教団草津教会で

8月20日、日本基督教団草津教会を会場にして「部落解放夏期研修会」が開かれました。

この研修会は、1980年に始まりました。京都教区部落解放センター運営特設委員会が呼び掛けて始まったものです。

コロナで2年間、中止ということもありましたが、今回で42回目を数えます。水平社100年を記念して作られた映画「破戒」を鑑賞して、感想を語り合いました。

56名、約10教会からの参加が得られました。原作では、差別社会の中で身元を隠して教師となり、子どもたちに謝罪して学校を去った丑松が、映画では明日に向かって歩み出し、子どもたちに見送られている姿が印象的でした。丑松のモデルとなった大江礒吉を愛し育てたクリスチャンの英語教師の存在が気になります。

((レポート・鳥井新平=日本基督教団近江平安教会牧師)