山口氏と朝岡氏。大学ホームページから

 

東京基督教大学は、朝岡勝理事長・学園長を次期学長(2024年4月~)に選任した。同大学ホームページで8月30日に発表された。朝岡氏は「Stand in the Gap 破れ口にキリストの平和を」をコンセプトにした教育改革・組織改革に着手することを表明。喫緊の課題である安定的な経営基盤確立のために、徹底的な組織改革、財政改善と速やかな世代交代を進める。

山口陽一学長は任期2年を残し2023年度末での辞任。7月25日臨時理事会において朝岡勝理事長を2024年4月からの次期学長として選出した。同大学では理事長と学長が兼任となるのは初めてとなる。

山口学長は、任期1期目(2018-2021)に総合神学科への改組(2021年度)、新型コロナウイルス対応(2020-)など陣頭指揮を執った。2期目(2022-)に入り厳しい財政状況の立て直しのための第4期中期計画(2023−2027年)を策定し、大学改革の迅速化のためリーダーシップの一元化と世代交代を願ったという。

朝岡理事長は、2022年度より兼任してきた学園長は退任し、空席とする。新体制と具体的な改革方針は11月頃に改めて発表する予定

 

朝岡 勝(あさおか まさる)氏プロフィール
1968年生まれ。東京基督教短期大学、神戸改革派神学校卒業。日本同盟基督教団理事長。同教団市原平安教会牧師。2010年より東京キリスト教学園理事・評議員、2018年より非常勤講師、2021年4月より理事長、2022年度より学園長を兼任。2024年4月より学長に就任予定(理事長兼務)。

 

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