《沖縄だより》沖縄バプ連盟〝北山荘〟キャンプ活動再開
私たち沖縄バプテスト連盟のキャンプ場「北山荘」は、1969年8月、沖縄本島北部のやんばるエリア、今帰仁村(なきじんそん)に誕生しました。94年6月にチャペル献堂。本館を建て直し新キャビンに。2018年には食堂棟が完成しました。3千坪の素晴らしい施設は、牧師や信徒で構成する北山荘委員会と管理人の方々の努力、多くの献金によって維持されてきました。
北山荘の利用者数は2000年前期をピークに減り始め、コロナ禍で激減。しかし22年度末にはコロナ前の7割近くまで回復しました。
課題は、経年劣化などで修繕メンテナンス費用が増えたことと、積立金や補助金に頼る状況が続いていることです。改善を図るため21年に北山荘経営委員会を発足。利用者を増やす取り組み強化と施設整備の充実を目的とし、新たな管理人を採用しての環境整備を進めています。
嬉しいことは、連盟の多くの皆さんの支えがあることです。温かいご支援やボランティアに心から感謝します。
今年3月、「小学生デイキャンプ」が久しぶりに開催、子どもたちの元気な笑顔が戻ってきました。8月には「中高生キャンプ」も4年ぶりに復活、青い海、豊かな緑、自然にあふれたキャンプ場に、若者たちの喜びの賛美が響き渡っていました。
北山荘の祈りの課題として、①神さまからいただいた素晴らしい施設が青少年をはじめすべての世代の伝道と訓練の場として、また牧師・伝道者・証し人の養成所として用いられるように。②連盟の教会、信徒のご家族はもちろん、沖縄、日本全国、世界のクリスチャン、ファミリーに利用していただけるように。お祈りください。
11月~2月末まで北山荘をお得に利用できるキャンペーンを開催します。ぜひ教会で、ご家族で北山荘をご利用ください。合言葉はみんなで『北山荘へ集合』です。
レポート=下地 徹(北山荘経営委員長)
(写真:キャンプの様子)
(2023年09月24日号 08面掲載記事)