イスラエル、ハマスの間で起きた戦争は、世界6億人ともされる福音派クリスチャンに衝撃を与えた。世界福音同盟は、イスラエル、パレスチナ双方の福音派を含む。一方の政治的立場を支持することは避け、「聖地のための祈り」と、双方のための具体的な人道支援に動いている(URLworldea.org/wea-responds-to-the-holy-land/)。

「聖地のための祈り」では、世界の創造者であり、王である神を賛美し、愛や、被造物管理の使命、諸民族の祝福を確認。分断や高慢、正義への沈黙の罪を悔い改め、イスラエル、ガザの流血や苦悩を直視し、為政者を執り成し、敵意や憎悪の終結を祈る。

人道支援についても政治的中立の立場でイスラエル政府とパレスチナ政府の両方と調和のとれた関係を維持。ガザ側では、中東・北アフリカ地域福音同盟と提携する。数百人の死者を出したバプテスト病院の復旧を支援。地元の教会組織を通じて取り組み、食料箱を提供。グループ、個人、オンラインカウンセリングを通じて精神的および心理的サポートもする。難民支援のために、エジプトの教会とも協力する。

イスラエル側では、イスラエル福音同盟と協力。ドイツの団体との協力で、ロケット弾攻撃を受けた地域に災害救援センターを設立する。メシアニック・ジューの会衆とも協力する。食料、緊急物資、子ども向け活動、トラウマ治療、精神的支援を提供の予定。オンラインの寄付も募っている。

 

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