「千人でクリスマスを祝おう!」

大阪市北区の教会、J-HOUSE主催のクリスマス伝道礼拝「千人でクリスマスを祝おう!」が、12月24日午後3時(開場2時半)から、大阪市中央区の大阪女学院ヘールチャペルで開かれる。同日午前10時からはクリスチャン向けのクリスマス礼拝を行う。単独の教会が千人収容できるヘールチャペルで全日貸し切りのクリスマスイベントを開催するのは初めての試みだ。
「千人でクリスマスを祝おう」。飯田克弥牧師(写真下。美喜子夫人と共に)が祈りの中で示されたのがこの思いだ。「コロナ禍を経て教会活動が再開したのを機に、ぜひ多くの人を呼んで宣教したい。クリスマスなら、クリスチャンではない人も教会のイベントに来やすい絶好の機会だ」


J-HOUSEは約200人の教会員の多くを若い人が占める。教会の核となるのは24年前の教会設立当時のメンバーである30、40代の信徒だ。スモールグループの学びを中心に、ゴスペル、スポーツ、バレエストレッチ等々、多くの信徒が賜物を発揮している。飯田牧師が目指すのは神の家族である教会形成。教会が、国籍も年齢も性別も関係なく、愛し合う人々の居場所であるための仕組み作りに取り組んできた。
「この教会ならではのイベントにしたい。何人動員できるかより、来た人が何を持って帰れるかを考えながら準備しています」
オープニングはハレルヤコーラスの大合唱で幕を開ける。キッズ賛美やバレエ、フラダンス、演劇など、楽しいプログラムが目白押しだ。会場には祈りが必要な人のためのプレヤーテーブルも用意する。楽しいだけではなく、教会だけが提供できる本当の愛を感じてもらえるクリスマスイベントにしたいと願っている。

2023年12月24・31日号 13面掲載記事)