4日朝も、各地から救援チーム、物資が到着した。

  

 

能登半島地震では、引き続き余震の不安が続く。道路の寸断などにより、被害の全貌は見えづらくなっている。聖書教会連盟・内灘聖書教会には全国からの物資が救援チームとともに到着した。3日には同教会のチームが輪島市南部の門前聖書教会に、同連盟・輪島聖書教会ゆかりの宣教団体OMの宣教師のチームが輪島中心部に向かった。輪島市街地については、道中渋滞のため、この日は、引き返した。

門前聖書教会では、周辺の住宅の人々は避難所に移っており、避難所の役所、中学校に物資を届けた。またこの日、内灘聖書教会の教会員の家族が住む、能登町柳田も訪問。家族の家が拠点となり、近隣に物資配布をしている。

4日早朝5時までの間に、さらに関西方面など各地から物資や救援チームが到着した。午前10時半までに、輪島市街地に向けて7台のトラック、自動車で支援に出発した。内灘聖書教会の林孝幸牧師は、「朝4時半から物資を積み始め、祈って5時半過ぎにまず4台が出発。7時半に5台目、10時に6,7台目が現地に向かった。輪島市街地に向かい、可能性があればその先の珠洲市にも向かいたい」と話す。

5日夕方には、石川県内の福音派の教会の牧師と救援団体のハンガーゼロや九州キリスト災害支援センターらで今後の支援の在り方について話し合う。「教会が一つとなって災害支援をして、キリストの愛を示していきたい」と語る。

 

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