日本福音キリスト教会連合(JECA)関東4地区主催の第32回2・11集会「信教の自由を覚える集い」が2月11日、オンラインで開かれた。講師は弁護士の木村庸五氏(改革派・湖北台教会長老)。「『十字架を背負うとは』世界と日本の現状において私たちに求めておられること」と題して講演した。

木村庸五氏

木村氏は、⑴社会問題・政治問題と私たちの信仰、⑵世界の政治情況とクリスチャンの立場、⑶日本の政治の流れ、⑷政教分離原則と天皇制について、⑸平和憲法の危機、⑹抑止力の問題、⑺政治の問題、⑻キリスト者の使命、の八つのカテゴリーに分けて講演。その上で「小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです」(ルカ12・32)を引用し、「イエス・キリストの勝利は、一見この世に対する敗北と見える十字架の死を経てこそ復活・昇天へと続き、実現した。私たちの戦いも一見勝利と思えない形で打ち砕かれても、御霊に導かれて前進し、そこに真理が存在しキリストの愛が貫かれているなら、必ず勝利へとつながることを確信して歩んでいこう」と結んだ。(詳細は紙面で)