侵攻2年目の礼拝「筆舌に尽くし難い苦難と生きた証し」ウクライナ船越宣教師報告2024年2月26日

ウクライナの船越真人宣教師から現地の情報が2月26日、編集部あて寄せられた。一部編集して掲載する。

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お祈りありがとうございます。
2月24日、オデッサに対してドローン攻撃(着弾)がありましたが、予測されていたような大規模な攻撃はありませんでした。今日(25日)空襲警報は頻繁に発令されましたが、攻撃はありませんでした。お祈りに感謝します。

今日の礼拝、豊かに祝福されました。ヘルソンからオレグ牧師が二人の娘さんたちと来てくださり、証しとメッセージをしてくださいました。全面侵攻開始から2年間、筆舌に尽くし難い苦難(占領、砲撃、洪水)が続いてきたヘルソンで(砲撃は今も日々続いています)主がどのように彼らを守り、用いてこられたか、その生きた証しに私たちは強く心を動かされ、大きな励ましと勇気をいただきました。

礼拝後には「男性交わり会」を行い、そこではオレグ牧師が自分自身の救いの証しをしてくださいました。その証しを聞きながら、なぜオレグ牧師とその家族がヘルソンにとどまる決断ができたのか、彼らの主への信頼の原点を聞くことができ、本当に感動しました。

オレグ牧師と娘さんたちは今日、ヘルソンに戻られました。私たち(アントン、アルチョム、ジェーニャ、私)は火曜日に食料物資をもってオレグ牧師が牧会するヘルソンの教会に行く予定です。「明後日はヘルソンで会いましょう」と言って別れました。

明日、私たちはファンタナ病院に訪問に行きます。
火曜日はヘルソン教会とチェルノバイフカ教会へ支援物資を届けに行きます。
水曜日は、HOPEオデッサを通して私たちの教会につながるようになっている避難民の方々のための集会を行います。

今週も主がウクライナを守ってくださいますように。ウクライナに悲観的な思いが暗雲のように立ち込め広がっていこうとしているこのとき、主がウクライナを支えてくださいますように。そして、この状況の中で、永遠の希望を見出す人々が起こされていきますように。みなさまの尊いお祈りに本当に心から感謝しています。

船越真人・美貴

24日「大規模ミサイル攻撃が強く懸念」侵攻2年で ウクライナ船越宣教師報告2024年2月23日