「改定」宗教法人法考える宣教セミナーを開催
千葉氏
3月24日午後、日本基督教団京都教区宣教委員会主催のセミナーにおいて、宗教法人法に関する集会が開かれた。会場の洛南教会(京都市)に20名ほどの参加者があった。この日のメイン講師は千葉宣義さん(教団隠退教師)。千葉さんは長く、反天皇制や宗教法人法に関する運動に関わってこられた方だ。用意されたレジュメと資料集にそって、教会が国の定める宗教法人法にどのような姿勢で臨めばいいのか、諄々(じゅんじゅん)とお話された。
話の流れは、1:宗教法人法の現在2:旧統一協会をめぐって3:自民党政権の宗教政策批判。憲法20条、89条を参照しながら戦後のGHQのとった方針、1995年のオウム真理教、創価学会を念頭に置いた法の「改悪」、そして今回の旧統一協会問題を経ての改定宗教法人法の性質を明解に説明された。良い宗教と悪い宗教を国が判断してもいいのか、旧統一協会の問題行動は一般法(刑法)で裁きうるのではないか、自民党政権との癒着こそ徹底的に追及されるべきなどの主張に参加者から積極的な質問が寄せられていた。
(レポート・鳥井新平=日本基督教団 近江平安教会牧師)
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