信仰生活、弟子訓練、宣教の視座広げる 『被造物ケアの福音』刊行講演会
訳者の石原さん
『被造物ケアの福音-創世記から黙示録のエコロジー』(いのちのことば社)の出版記念講演会が「アースデイ」の4月22日、東京・世田谷区の日本同盟基督教団世田谷中央教会で開かれた。第6回聖書的環境シンポジウム(聖書的環境コンソーシアム主催)として開催された。
著者のブックレス氏
著者で「ローザンヌ運動」の被造物ケア・ネットワークの共同代表、国際環境ネットワーク「ア・ロシャ」神学ディレクターを務めているデイブ・ブックレスさんがオンラインで講演。
深刻な環境破壊に直面する世界について触れ、聖書の全体像から「被造物ケア」の重要性を語った。
19世紀以前の福音派の源流に、被造物ケアの視点、ローザンヌ運動による再認識など宣教史的な視点も確認。
登録数6500に及ぶエコチャーチなど、ロシャの環境活動、教育の事例も紹介した。
パークさん
東日本大震災後、福島の状況にも心を寄せてきた「ア・ロシャ」代表理事のスワン・パークさんは来日し、あいさつ。日本における被造物ケアの働きの広がりに期待した。
訳者の石原謙治さん、聖書的環境コンソーシアム代表の小川真さん、編集者の根田祥一さんらが、著者の人柄や活動、福音理解を深める本書の意義と日本での取り組みを語った。
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