第7回日本伝道会議(JCE7)をきっかけに始まった東海発のプロジェクト「S&Lネットワーク~東海4県信徒による宣教協力のためのプラットフォームづくり~」は再び、対面の集会を開き、交流を促進する。「S&Lフェスティバル」が6月8日11~15時に、名古屋市のアッセンブリー・名古屋神召キリスト教会で開かれる。証しのゲストは、岐阜県美濃市の有限会社シオン代表取締役社長、山田健さん(同盟福音・芥見教会会員)。両親の鉄工所を受け継ぎ、同社を設立。2013年に全日本製造業コマ大戦で優勝するなど、技術力やアイデアがメディアでも注目を集めている。

昼食後にはスモールグループとして、①「クリスチャン企業家」、 ②「子ども食堂」(居場所提供)、③「讃美&祈りの集会(企画)」、④「新しいサークルを考えよう」を用意。ブース出展などもある。登録費500円(昼食付、自由献金あり)、締切は5月25日(定員締切)。申込は URLhttps://x.gd/3ZKlu(東海在住者限定)

「S&L」とは「塩」(Salt)と「光」(Light)の意味。地域社会で影響力を持てるクリスチャンとなることを目ざし、様々な賜物が出会うネットワークづくりに励む。5月までに個人・団体160組が登録した。一昨年以降オンラインの集会を続け、JCE7本大会前日には対面で「S&Lの集い」を開いた。今回再び対面の集会となった。

S&Lネットワーク共同代表の内山勝さん(イムマヌエル・名古屋教会牧師)は「オンラインで知り合いになっても、その先がつながらない。これからは、毎回テーマをしぼり、年に何回か場所を変えて集会を開くことにした。S&Lの登録者には実業家や個人事業主が一定数いる。今回は山田さんを招きます」

スモールグループ②では、3人の実践者が証しする。「がん哲学カフェや宿題支援など、居場所づくりに関心がある人も一定数いるので良いネットワークができれば。賛美や祈り集会への関心も高く、③ではその企画をしたい方に集まっていただく」と言う。

「『私には賜物などない』と言う人もいるが、神様は様々な人を招いている。今回会場は名古屋だが、静岡県や三重県からも参加者がいる。ギター工房を営む牧師がギターの無料修理サービスを申し出てくれた。みんなでつくろうという雰囲気が第一回のフェスから感じられる。楽しく集まる中で様々な発展が期待できる。次回のフェスは10月に三重県四日市市で開催されるJEAフォーラム(日本福音同盟宣教委員会主催)に合わせて開催する。毎回場所を変えることで、集まりやすい人もいると思う」と期待する。【高橋良知】

 

【東海だより】〝JCE7後〟世話人会が発足 東海の風 第2回 鴨下直樹

東海の宣教 「S&L」発足   すでに「神の国のインフルエンサー」