チャンピオンズ教育協会は、テキストを用いた青少年の人格教育と、その教師の養成セミナーを組み合わせた「チャンピオンズプログラム」を、台湾から日本に持ち込み展開。現在、『愛を守る人』、『問題解決』の二つのテキストによるプログラムが日本語化されている(5月26日号参照)

教師養成セミナーは、それぞれのプログラムにつき5~6時間の講座で修了となるが、二つ合わせて3時間でお試しできる「ダイジェストセミナー」が、7月2日に初めて行われた。


齋藤さん

同協会代表の齋藤千恵子さん(同盟基督・新船橋キリスト教会牧師)が『問題解決』を、松井由紀恵さん(同盟基督・ニュー・コミュニティ・チャーチ信徒)が『愛を守る人』を概説した。駆け足の講座ではあったが、二人とも共通の理念に重心を置き語った。子どもが問題にぶつかった時、その危険性や対処法について既に知識を備えていること。正しい選択をする力を身に付けること。相談できる大人がいること、相談相手を選ぶ能力を持つこと、など、予防の重要性を強調した。


松井さん

参加者らは、教会学校やホームスクールの教師たち。「自分に必要な情報だった」、「多くの人が知っていないと、もったいない」など感想を分かち合っていた。

次回の教師養成セミナーは、2025年1月にオンラインで行われる。詳細はFacebookページから。
【間島献一】

2024年07月28日号 02面掲載記事)