日本福音主義神学会第17回全国研究会議が、11月20日、3日間の日程を終えた。

初日のセッション(1)「被造物世界と平和」に続き、2日目は3つの分科会、「被造世界と平和 〜被造物ケアの聖書的視点から〜」小川真氏(東部・国立キリスト教会)、「社会と赦し:ミロスラブ・ヴォルフの拒絶と抱擁の神学と平和」岡谷和作氏(東部・ダラム大学博士課程)、「教会と平和」南野浩則氏(西部・福音聖書神学校)、またセッション(2)「平和の福音に生きる~キリスト者の社会的使命」の講演を吉田隆氏(西部・神戸改革派神学校)が、応答を柳沢美登里氏(東部・「声なき者の友」の輪)を行った。

最終日は、セッション(3)「社会の縮図・被造世界回復の先取りとしての教会」の講演を河野克也氏(東部・東京神学大学)が行い、パウロ書簡から、ユダヤ人と異邦人、身分社会など、教会内における多様性と一致、個人の救いにとどまらない、被造世界全体の贖いについて論じ、関昌宏氏(中部・チャーチ・オブ・ゴッド)が、牧会現場の視点から応答した。

閉会礼拝では、坂井純人氏(西部・神戸神学館)が、「キリストこそ私達の平和」と題して、エペソ2章からメッセージした。

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