14年目の祈り石巻で 東日本大震災 仙台YMCA、ワイズメンズ、東北ヘルプなど

東日本大震災から14年となる3月11日、救援活動に従事してきた各団体による追悼記念集会が各地で開かれた。
石巻広域ワイズメンズクラブ を中心に、公益財団法人仙台YMCA、4ワイズメンズクラブ連絡会議 (仙台・仙台青葉城・仙台広瀬川・石巻広域クラブ)、ワイズメンズクラブ国際協会東日本区、東北ヘルプ、日基教団・石巻栄光教会の共催による「3.11追悼礼拝と感謝の会2025」が同日午後、石巻市の同教会で、ZOOMのオンライン参加者と結んで開催された。
同教会牧師で東北ヘルプ事務局長の川上直哉さんが司会し、ウクライナ民謡による「キリエ・エレイソン(主よ あわれみたまえ)」の賛美、「2024年3月11日 東日本大震災から14年を数えて ――東日本大震災を振り返って」 の祈り、などに続き、津波から救出された文語聖書によりマタイ26章36~39節を朗読。地震発生時間の14時46分には、黙祷も捧げられた。
この聖書箇所から 「小さな声がわたしたちを動かす」と題して、阿部頌栄さん(ナザレン仙台富沢教会牧師) がメッセージした。
礼拝後には、引き続き、感謝の会も開かれた。各共催者が挨拶。ハープの伴奏にあわせて「花は咲く」を合唱した。
ワイズメンズクラブ国際協会東日本区の大会が来年石巻市で開かれることへの期待も語られた。
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