ジーザス・コミュニティ国分寺(東京国分寺市)の牧者、桜井知主夫(ちずお)さんが伝道用のトラクト「神っているの? それともいないの? 神がいるなら、どんな感じ?」を作成し、その一部を全国のクリスチャン、教会に無償で提供している。

トラクトはA6判16ページ、オールカラー。内容は大正時代、仏教のある宗派の熱心な信者だった桜井さんの祖父が、アメリカ人の宣教師と出会い、信仰に導かれた実話に基づいたストーリーを、証しとして書いている。イラストを大きくふんだんに使い、ポイントを押さえた短文の文章が負担なく目に入り、何気なく手に取った人もそのまま読めるような体裁だ。

桜井さんは10年以上をかけてこのトラクトを完成させた。「私は、多くのトラクトを集めています。おそらく、日本で売っているものは全部持っていると思います。また、アメリカで出版されたものも多く持っています。多くのものに目を通す中で、福音の最優先事項である十字架について語られているトラクトが少ないことに気がつきました」

そして今回、十字架とその赦しをテーマとしたトラクトを作成した。トラクトを無償でプレゼントするのは、神様から与えられているものを用いて福音の核心を伝えたい、との思いからだ。
【髙橋昌彦】

個人は30部まで、教会は50部まで、送料無料で提供する。申し込みは、ジーザス・コミュニティのホームページ(URLwww.calvarykb.org/)の問い合わせフォームからできる。必要事項を入力し、「お問い合わせ内容」で「その他」を選択。次のページの「ご質問内容」に、トラクト希望の旨(個人か教会か)と必要部数、郵送先の住所、連絡先電話番号を入力する。

2025年05月11・18日号 09面掲載記事)