LIGHT Project「神の召しの不思議」信仰と仕事セミナー 置かれた場所で祈り込め
「LIGHT Project信仰と仕事ミニストリー」(ディレクター=サックス知子)の「信仰と仕事セミナー」が5月17日、オンラインで開催された。今回のテーマは「神の召しの不思議」。
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スピーカーは和田りべかさん。仕事は「世界でもトップクラスに入る外資系企業」で働く。一方、教会ではユースミニストリーを担当。3人の子どもを育てる母親でもある。

最初に「献身」について、自身の考えを述べた。「『置かれた場所で咲きなさい』著者の渡辺和子さんのお話を、中高一貫のミッションスクール在学時に直接聞いたことがある。一人一人のために祈りながらお皿を並べるという話だったが、『単純作業でも、〝お幸せに〟という気持ちで並べれば意味がある』と。それを聞いて私は神の手となり足となり、祈りを込めてするのが献身だと思った」
高校卒業後は、ユースミニストリーを学ぶためアメリカ留学、帰国後、アルバイトを経て就職した後、転職活動中に東日本大震災発生、震災支援のNPО立ち上げに携わり1年3か月全力疾走、休養後、「被災者支援カンファレンスで出会い、お付き合いしている男性の故郷」である沖縄の外資系企業に知人の紹介で就職。以後13年間、結婚、子育ての傍ら、オペレーション部門などその会社の3つの部門で働いてきた。「最近まで、債券を扱うチームのある部署にいて、世界で起きたことが取引と直結しているのを肌で感じながら仕事をしていた。自分は小さなパーツだが、国、世界全体をよりよくすることにつながっている、と思って働いている」
「どんな場所に置かれても、思い描いていた仕事内容でなくても、置いてくださった神様がおられて、私たちを通して神様の栄光が現れる。それを意識した献身者が増えることが私の祈りです」と結んだ。
スピーチの後、「置かれた場所で神の思いを実現する」をテーマに各グループに分れてディスカッションをした。
分かち合いでは、「現在、転職活動中で直接仕事はしていないが、、、、、、
(2025年06月01日号 02面掲載記事)