関西フォーラム2022
若者世代への伝道模索 伝統と新しい時代の融合が鍵
若い世代への伝道を語り合う「関西フォーラム2022」が、「君に届け〜若者が活きる教会〜」をテーマに、6月18日に大阪クリスチャンセンターで開かれた。会場には100人を超える人たちが集まり、楽しくかつ真剣に語り合った。
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「関西フォーラム」は、信仰決心者が多いと言われる4歳から14歳の世代への伝道と信仰成長を推進する「4/14(フォーフォーティーン)の窓運動」を関西でも推進しようと開催されているイベント。今回で3回目となる。
第一部の基調講演は大嶋重徳氏(鳩ヶ谷福音自由教会牧師)。まずキリスト者学生会(KGK)元総主事としての経験を踏まえ、KGKでは学生が主体的に参加できるよう、どのような工夫がなされているかを紹介したうえで、「若者が活きる教会に必要なのは、失敗を許容することではないか」と提言。初代教会においてもバルナバの存在がパウロやマルコを育てたことを挙げ、若者たちの失敗を受け入れ、支え、励まし、フォローしていく大人の存在の重要性を説いた。その上で、20年にわたる学生伝道の経験から、「日本の教会の課題は伝道ではなく、こぼれ落ちていくことではないか」と指摘し、「若者たちは上の世代のやり方を押し付けられて継承することに痛みがある」とした上で、「イエスは方法や形式にとらわれていた信仰に新しいいのちを吹き込んだ。古い伝統と新しい時代をどのように融合させるかが肝要」と述べた。
さらに、3年前に現在の教会の主任牧師となったことで見えてきた教会の課題と、その中で中高生科と青年会を従来のものに新しく上書きしていった取り組みを紹介。最後に、自分たちの教会は「次世代とともに高齢者も活き活きできる教会」を目指しているとし、「人を活かすのはやはりみことば。若い世代が活き活きできる説教をしているか。そこでみことばがきちんと語られているか」と問いかけて締めくくった。
第二部は、大嶋氏がパーソナリティを務める太平洋放送協会(PBA)のインターネットラジオの人気番組「What The
Pastors!!」の公開収録。ゲストとして、大澤恵太氏(日本フリーメソジスト桜井聖愛教会牧師)と鈴木雅也氏(hi-b.a.
関西スタッフ、武庫之荘めぐみ教会伝道師)も加わり、会場からの質問にも答えながら、若者たちと向き合う中で感じていることや失敗談、悩みなどを語り合った。なお、この日収録された同番組は8月に2回にわたって公開される予定。

