〝心の復興〟見つめ続ける牧師

伊藤順造 著、雄峰舎
四六判、756頁、4,620円税込
『この苦しみの時に―「双葉―大熊原発」事故から11年間にわたる、原発避難者の心災復興の記録―』は、いわき市医療センター(福島県いわき市)の医師であり、牧師でもある伊藤順造氏による、11年間にも及ぶ傾聴の記録である。2011年3月11日発災の東日本大震災の被災者、そして「双葉・大熊原発」(福島県双葉町と大熊町にまたがり位置する福島第一原子力発電所)の事故による避難者のグリーフケアに献身的に活動してきた伊藤氏。2012年には『グリーフケア―心の痛みに寄り添う―』を発刊したが、その続編にあたる。
発災から半年後、1年後、2年後……と被災者に向き合い続け、家族のこと、家財のこと、生活のこと、仕事のことなどあらゆる声に耳を傾ける。ストレスの強さや期間をグラフ化する複数の研究を組み合わせた「ハイブリッド曲線」で、〝心災〟を立体的に描き出す。多くの「心災復興」を目にしてきたからこそ、「この避難生活は、あなたの人生において未来と希望を与える『かけがえのない出来事』なのです!(「おわりに」より)」との希望の言葉が説得力を持って響く。
「教会は道しるべ」在宅医療からの招き
『「老衰」を生きる 教会と家族が守る高齢者の今と未来』から、教会が証しすべき希望が呼応する。著者の森清氏(東大和ホームケアクリニック院長)は、在宅医療の専門的見地と、クリスチャンとしての信仰に基づく考え方から、クリスチャンでない読者に対してと同時に、教会に対しても語る。老いることの意味、いのちの意味、終活、グリーフケアなどについて、社会よりも早く高齢化社会を迎えた日本の教会は既に知って味わっていることは「宝物」であり、「教会に行くことのなかった方々にとっても、教会は『道しるべ』(「はじめに」より)」と励ます。
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