「一人が意識を変えることで何かができる」 オンライン世界食料デー大会

(1面から続き)「オンライン世界食料デー大会」は、「こうた」こと鶴若仰太スタッフと「せっちゃん」「あきちゃん」「ぐみちゃん」の3人の女性若手スタッフ進行。リスナーたちが、若手スタッフやハンガーゼロパートナーへの応援メッセージ、クイズの解答、意見や感想などをチャットへに書き込むことで、リアルタイムで参加し、大会を盛り上げた。
最初に「世界食料デー」についての説明があり、続いて「今、世界にはどれぐらいの飢餓人口がいるんですか」というお便りを紹介。せっちゃんとあきちゃんがそれに答えた。「2020年の飢餓人口は約6億9千万人、ところが21年は約8億1千万人。1年間で1億2千万人もの増加は、やはりコロナの影響が大きいと言われている。21年度、国連はコロナで仕事を失い、収入がなくなった人がかなり増えていると報告。干ばつや洪水など自然環境の悪化も要因の一つ。医療体制の整っていない国は深刻です」
ぐみちゃんは「30億人が健康的な食事がとれていない。サハラ以南のアフリカや南アジアでは、人口の57%に相当。19年の国連の報告では約2億人の子どもたちが発育阻害、消耗症の状態です」
フードロスの問題にも触れた。「日本の食品ロスは年間646万トンで、国民一人ひとりが毎日おにぎり一個を捨てている計算になります」。チャットには「東京五輪でも捨てられちゃったなあ」と書き込みがあった。
シンガーソングライターのManamiさんが、スタッフと一緒にボリビアを訪問した時の体験談も動画で配信。「ラテンアメリカの中でも飢餓や貧困が厳しい国。ジャガイモ、チーズ、トウモロコシと食べる種類が少なく、ある地域では栄養不良の問題が深刻です」
「行って良かったのは、現地の人々やスタッフと、一緒に会話し、歌って踊って食事をしてコミュニケーションを取る中で、絆ができたこと。互いに支え合っていく者であることを実感できた。ハンガーゼロとの関わりは10年になるが、自分に何ができるかな、という問いかけがこの働きに関わらせ、世界に友達ができ、視野も広くなり、人生も変わった。作詞の面でも大きな影響があった」とし、「この活動が小さな問いかけになれば」と、オリジナル曲「Livin
ng with you」を歌った。
続いて、世界食料デーテーマソング「ZEROになるまで」の動画を披露。挿入曲は、鶴若スタッフと安達燎平スタッフが作詞作曲し、動画制作は鶴若スタッフが担当。その大変だったこと、苦労したことなど、制作秘話について、鶴若・安達両スタッフと女性スタッフ3人とで盛り上がった。
クイズ「いいせんいきまSHOW!!!」のコーナーでは、様々な形で協力しているハンガーゼロパートナー3人が登場。リスナーと共に「飢餓状態にある方は何人に一人ですか」、「世界で小学校に通えない子どもは何人いるでしょうか」などの質問に対し、みんなで楽しく考え、答えた。
最後にパートナーによるアピールタイム。その一人は、「コロナ禍で、今まで以上に貧困が進んでいる。でも、何かやりたいけれど何もできない。でも、そんな一人が意識を変えることで何かができる。だから、多くのパートナーさんが与えられることを願っています」と語りかけた。
「オンライン世界食料デー大会」は、YouTubeの「HUNGER ZERO」チャンネルで視聴できる。