
2024年に開催された第四回ローザンヌ世界宣教会議で発表された「ソウル声明」の日本語訳が、日本ローザンヌ委員会によってまとめられ、12月18日に発表された。
「ソウル声明」(※2024年速報時は「ソウル宣言」と表記)は世界のリーダーたちへの傾聴や「大宣教命令の現状報告」を踏まえ、世界ローザンヌ神学作業部会が7つの見解に集約した。
過去の宣教会議で出された、ローザンヌ誓約(1974)、マニラ宣言(1989)、ケープタウン決意表明(2010)を引き継ぐ、世界宣教における歴史的宣言となる。
日本ローザンヌ委員会は、公式メールで「世界宣教の最重要課題のいくつかを取り上げています。この文書における見解は、必ずしも日本ローザンヌ委員会の公式見解を表すものではありませんが、日本語版公開をきっかけに、先進課題について教会やクリスチャンの間でのディスカッションのヒントとして用いられるよう願」うと述べる。
「ソウル声明」の7つの見解は、福音や聖書理解、教会や弟子づくり、また生命観や性的アイデンティティーを含む人間観、AIなどのテクノロジー、紛争、といった問題に一定の聖書的見解を示している。
7項目は以下の通り。「I. 福音:私たちが生き、また語るストーリー」、「II. 聖書:私たちが読み、また従う聖なるみことば」、「III. 教会:私たちが愛し、また建て上げる神の民」、「IV. 人間:神のかたちに造られ、回復される」、「V. 弟子づくり:聖さと宣教への私たちの召し」、「VI. 諸国民から成る家族:私たちは紛争中の諸民族を目撃し、平和のために彼らに仕える」、「VII. テクノロジー:加速するイノベーションを見分け、管理する」。
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