<オピニオン>日本は本当に平和なのか 記・佐々木和之
「平和学の父」と呼ばれるヨハン・ガルトゥングは、今から40年以上前、平和の反対概念に「戦争」ではなく「暴力」を対置させる平和論を提唱した。平和とは「戦争の不…
「平和学の父」と呼ばれるヨハン・ガルトゥングは、今から40年以上前、平和の反対概念に「戦争」ではなく「暴力」を対置させる平和論を提唱した。平和とは「戦争の不…
大津市いじめ自殺問題の報道が止まらない。市長、警察庁長官、首相までもが、事件に言及している。テレビのコメンテーターの中には、日本中の学校がいじめ対策を何もし…
昨年12月11日付クリスチャン新聞「オピニオン」において、「戦時中、韓国や中国等から日本へ強制連行され、強制労働させられた人々の戦後補償裁判の全てが2011…
7月1日、大飯原発の原子炉に再び火が入れられた。5月5日から2か月弱、日本は原発54基がすべてストップしていた。この間、電力不足に陥ったわけでもないのに、ま…
宣教や伝道を論じる上で、あるいは福音を伝える宣教・伝道そのものにおいて、ピタッと当てはまる日本語訳が見つからず表現に苦労することが ある。「弟子訓練」「弟子…
グラウンデッド・セオリーという言葉をご存じだろうか。看護学、福祉学、心理学、教育学等の分野で近年多用されている研究方法で、特にケアや教育の現場において、その…
啓蒙思想家たちが目指した一つのことは、カトリックとプロテスタントが和合し、協力することだった。しかし教界はそれに目をつむった。20世紀初頭に始まったエキュメ…
「ゆるすことはできても、忘れることはできない」。台湾基督長老教会元総幹事高俊明牧師は、今年2月26日に行われた「牡丹社事件和解のための礼拝」の中で、こう説教…
賛否が割れる消費税増税などをめぐって、国会が膠着状態だ。その議場で「採決すればいいんだよ!」とヤジが飛ぶ。議論が平行線になったり、決着がつかなかったりすると…
インドネシアで開かれた「世界祈りの大会」(2面にレポート)は、1984年に行われたソウルでの大会に次ぐ2回目のものです。80年ごろから世界の教会の成長、また…