【阪神淡路大震災30年②】福音歌手 森 祐理

1995年1月17日5時46分52秒の地震発生から間もなく30年を迎える。あの時どこで何をしていたか。この年月をどう過ごし、何を見、何を学び、何が変わったのか。変わっていないのか。震災を体験された方たちの言葉に耳を傾け、振り返り、思いをめぐらしたい。私たちの今はどのように映り、これからをいかに見据えるか。震災の記憶を持たない、という人たちとも、ともに考えたい。 【阪神淡路大震災30年①】焼け野原に立ち上がった 神戸キリスト栄光教会 【阪神淡路大震災30年②】阪神淡路大震災から30年をふり返って福音歌手 森 祐理 【阪神淡路大震災30年③】生き残った者として痛みを抱え生きてきた 日本福音同盟総主事 岩上敬人

【阪神淡路大震災30年①】焼け野原に立ち上がった 神戸キリスト栄光教会

阪神淡路大震災で発生した火災で、神戸市では約7千もの家屋が全焼した。その内、激震地の長田区は最多の4千700棟超。オープンバイブル・神戸キリスト栄光教会(菅原亘主管牧師)の会堂は、20~30m先まで来た炎から守られ、地域の支援活動の拠点となった。焼け野原に十字架を掲げた教会堂の立つ光景は、世界中のニュース映像で流された。あれから30年。今教会は震災を知らない世代が半分を占める。今年2025年1月12日の第2、第3礼拝を合同にして、福音歌手の森祐理さんを招いてメモリアル集会が開かれる。