<フクシマの声を聴く>[14]母たちからの声⑭--子どもたちの小さな日常が奪われて 記・中尾祐子
福島市内に住むSさんの2歳の孫は親が共働きのため、Sさん宅に週3日は預けられる。線量の高い信夫山に近いSさん宅は、子どもを置いておくには全く安全とは言えない。…
福島市内に住むSさんの2歳の孫は親が共働きのため、Sさん宅に週3日は預けられる。線量の高い信夫山に近いSさん宅は、子どもを置いておくには全く安全とは言えない。…
「ベビーシッターを個人でやっていて仕事先で被災しました。そのころ頻繁に地震警報が鳴っていたので、ああまたか、と思っていたんです。でも、そのときはいつもと違うガ…
東京電力福島第一原発の事故で福島県双葉郡富岡町から福井県敦賀市の知人のところへ避難した古川好子さん。これまでのびのびと広い家で暮らしてきた父親を6人で8畳一部…
8月31日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センター5階「tギャラリー」で開かれた「小林惠写真展」の関連イベントで、「次期災害への備え」(クラ…
会津へ避難している古川好子さんの福島県富岡町の自宅は東京電力福島第二原発から3キロ、第一原発からは8キロの距離だった。チェルノブイリ事故のとき、 福島の原発は…
竜巻の被害の記憶も新しい埼玉県で、日本基督教団関東教区埼玉地区の災害対応講演会が9月7日に開かれた。場所はさいたま市大宮区の日本基督教団大宮教会。東北ヘルプ(…
「うちでは冗談のように、本籍が県外だし、あと何回か引っ越したら福島の出身かどうかなんてわからなくなるよ、と話したりします」。東京電力福島第一原発事故による富岡…
Nさん夫妻は、会津でも比較的放射線量の高いといわれる地域に住んでいる。米作り農家だ。子どもは2人、震災当時は7歳と2歳だった。上の子が初めてのおつかいに、コン…
会津で農業を営むNさん宅には小学生と幼稚園生の2人の子どもがいる。 「わたしたち夫婦はネットでいろいろ調べていたので、東京電力福島第一原発が爆発したあと、放射…
8月23日(金)、福島市にある保守バプ・北信カルバリー教会を会場に、「チェルノブイリに学ぶ・福島の子どもの心のケア」と題してエレーナ・トルスタヤさんの講演会が…