<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[18]--「福島の私」を置いてきちゃった 記・中尾祐子
震災後、福島から京都に引っ越しをした高1のみくにさんは、今年の春に福島に帰った。この前帰ってみて感じたことがある。それは、前と同じ風景で大きく変わったところ…
震災後、福島から京都に引っ越しをした高1のみくにさんは、今年の春に福島に帰った。この前帰ってみて感じたことがある。それは、前と同じ風景で大きく変わったところ…
みくにさんは今年高校 1年生。この春、京都の学校に無事入学したところだ。中1の夏に福島市から引っ越してきた。1年のときはクラスがまとまってしまっていて、なか…
星美さんは大学4年生。生まれは東京だが、父親が牧師で小2のときに福島のいわき市に移った。姉妹3人の長女。地震のときは、免許取り立ての友人の車で近くのサティで…
11月9日、東京・板橋区の教会による「いたばし教会防災ネットワーク(以下・いたばし防災ネット)」主催による防災セミナー「首都圏直下型地震に備えて」が、板橋区常…
新座・東久留米・清瀬の教会防災ネットワーク(以下・防災ネット)主催で8月31日に開かれた防災講演会では、「3・11いわて教会ネットワーク」コーディネーターの近…
盾くんには社会人の兄、双子の兄、大学生の弟、高校生の妹の5人兄弟妹がいる。いま兄弟たちはそれぞれ東北や関東に住み、両親と妹は福島県いわき市に住んでいるが、元は…
せめて震災のときに政府が違う処置をとっていたら、SPEEDIが教えてくれていたらと、福島県の南相馬で被災したそらくんは言う。いまは友人の駿くんと一緒に新潟の高…
「高校生活は楽しい。何が楽しいか、うまくこたえられないけど楽しい。寮生活がいいのかも。いろんなやつがいるから」とそらくんは言う。生まれ育った南相馬の中2までの…
そらくんは高校3年生。南相馬市で生まれ育った。震災で宮城の鳴子に避難し、いまはそらくんだけ新潟の寮のある高校に通っている。飯舘村に住んでいたおじいさん、おばあ…
そらくんは前回登場した高校3年生の駿くんと同い年、幼なじみだ。駿くんとは保育園のときからずっと一緒で、震災まで福島県南相馬市に住んでいた。人なつっこい感じの駿…