<フクシマの声を聴く 第2部>若い世代から[1]--思い出したくない思い出 記・中尾祐子
2014年の早春。春といってもまだ寒い。福島駅で降りるのは数か月ぶりだ。今日は中学生の女の子2人と会うことになっている。駅の構内にあるカフェで待ち合わせをした…
2014年の早春。春といってもまだ寒い。福島駅で降りるのは数か月ぶりだ。今日は中学生の女の子2人と会うことになっている。駅の構内にあるカフェで待ち合わせをした…
福島県では、震災後、各地域で超教派の連絡組織が立ち上がり、互いに協力している。それらは従来の牧師会や超教派の働きが拡大されたり、新たに立ち上がったものがある。…
会津放射能情報センター代表の片岡輝美さん(日基教団・若松栄町教会)は、「福島県中央部の中通りに比べれば、会津は確かに空間放射線量は低い。しかし、地面に近くなれ…
パネルディスカッションでは4人が福島の現状と経験を証言した。2週に分けて紹介する。 上代謙さん(兄弟団・福島教会、四倉教会牧師)は、「被災地の牧師が支援者にな…
いわき放射能計測所前スタッフの金成美貴さん(同盟基督・内郷キリスト福音教会)は、震災後、保育園の職員をしていた。当初、子どもたちの活動は徹底して室内で行い、外…
山本真理子さん(日本同盟基督教団派遣教師)は、福島の子どもたちのために放射線量の低い地域で保養キャンプを開く「ふくしまHOPEプロジェクト」(木田恵嗣代表)の…
「フクシマと生きる宣教」をテーマに昨年11月、福島県郡山市で日本福音同盟(JEA)宣教フォーラム福島(JEA宣教委員会、福島県キリスト教連絡会共催)が開かれた…
東京電力福島第一原発事故による被災者は大勢いるが、その中でも子どもたちの受けた影響は大きい。子どもは本来遊ぶことで体も心も育つ。でもいま福島の子どもたちは外で…
私は父の転勤で福島市の中通りに中学時代と高校1年まで住んでいた。家のそばには一級河川の阿武隈川が流れ、河川敷では学校や地域で、また友人同士で何かにつけて芋煮会…
「原発事故以来、いいことはひとつもない」と、会津放射能情報センター代表の片岡輝美さんは言う。「この事故を通じての人との出会いは喜びです。しかし、これからの原発…