この8月、戦後80年を踏まえ、日本の神道、戦時中のキリスト教会の歴史を、本紙提携の米国誌「クリスチャニティトゥデイ」がシリーズで掲載した。『戦時下の教会を知ろう』著者で、東京基督教大学特別教授の山口陽一さんを、岡谷和作さん(英国ダラム大学博士課程)がインタビューしている。以下は、連載全体趣旨の一部。

神道についてこれだけは知っておこう
福音派学者の山口陽一氏が、日本古来の宗教の重要な教え、歴史的推移、効果的な宣教方策について語る。
毎年8月、日本ではお盆を祝う。国内最大級の神道仏教系の祭りだ。太鼓のリズムに乗せた活気ある盆踊りは、先祖の霊を迎える儀式として寺社や公園で行われる。家族は先祖の墓参りをし、提灯に火を灯して、祭りの終わりには先祖を彼岸へと見送る。
この祭りに浸みわたっている神道の教えは、亡くなった先祖の霊は神となり、生きている親族を見守るという考え方だ。お盆期間中は、先祖の霊を家に迎えるのがならわしとなっている。
神道は日本人の歴史、文化、世界観の奥深いところを形づくってきた。だが、英語圏の文献、とりわけ神道とキリスト教の関係を取り扱った文献となると、今日まで数少ない。
「神道の根底には神話の世界観があります。日本は、中心的な神である太陽神天照によって創立され、天皇はその子孫とされています。」と山口氏は語る。
2022年から2025年にかけて、山口氏は日本的キリスト教に関連する主要文献を紹介する連載記事を執筆した。日本的キリスト教とは、神道や国家主義をキリスト教信仰と融和させようという、第二次世界大戦前・戦中に盛んだった動きである・・・
続きは、「クリスチャニティトゥデイ」記事から。
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