今年10月に日本福音同盟(JEA)総主事に就任した神戸博央(かんべ・ひろお)さんに、働きや歩みについて聞いた。JEA理事長の水口功さん、前総主事の岩上敬人さんのコメントとともに紹介する。

神戸博央さん略歴(活けるキリスト一麦西宮教会ホームページ参照)
愛知県豊橋市出身。五人兄弟の長男として生まれる。幼少の頃、祖母に連れられ近くの教会に初めて行く(現在五人兄弟全員が牧師あるいは牧師夫人)。1980年4月受洗。87年愛知県立時習館高校卒(39回生)。91年神戸市外国語大学外国語学部英米学科卒。94年米国トリニティ神学校神学修士課程(Master of Divinity)卒。99年牧師按手礼。2013年10月活けるキリスト一麦西宮教会主任牧師就任。25年2月から非常勤牧師(26年3月まで)。同年10月、日本福音同盟総主事就任。家族は妻敦美さんとの間に二男二女。聖書講解説教者。
JEAは聖書信仰に立つ日本の福音的諸教会の交流・協力機関。アジア福音同盟(AEA)、世界福音同盟(WEA)に加盟し、世界の教会ともつながっている。神戸さんはJEA総主事就任直後に韓国で開かれたWEA総会に出席した。以下は、WEA総会直前に神戸さんから聞いたインタビュー。後半にWEA総会後に聞いた水口さん、岩上さんのコメントを掲載する。
(次ページで、JEAとのかかわり、総主事の働きへの思い、「福音派」について、日本社会、他のキリスト教伝統とのかかわりについて、水口さん、岩上さんからのコメントなど、約3100字)
