コンゴ民主共和国の人々（写真提供＝ハンガーゼロ）

ハンガーゼロ（日本国際飢餓対策機構）は、10月16日の「世界食料デー」に合わせ、9月1日から11月30日までを「2022世界食料デー月間」とし、飢餓啓発や募金運動を行う世界食料デー大会を、全国13地区19会場で開催する。食料デー大会や関連のイベントは、各実行委員会や企業などによる主催。
世界食料デーは1981年に国連が制定し、世界に広がる食料問題や飢餓、極度の貧困を考え、解決していくことが目的。今年の募金は、コンゴ民主共和国、ケニア、インドネシアでの農業、エチオピアでのエイズ孤児の生活、フィリピンでの地域リーダー育成、インドネシアでの妊産婦の栄養改善などの活動をはじめ、全16か国の支援活動に用いる。同時に６か国で活動中の子ども支援として、チャイルドサポーターも募集する。

インドネシアで（写真提供＝ハンガーゼロ）

また、世界食料デー大会や、各種の関連イベントを開催する人たちに、オンラインでもオフラインでも使える短い動画を用意。白鞘慧海（しらさや・えみ）親善大使作曲による2022世界食料デーテーマ曲をBGMにした「テーマ動画」（約５分）や、飢餓を知る「世界食料デー講演動画（約15分）」ほか、キリスト教会向けに「聖書から語る飢餓についての牧師メッセージ」（約20分）、Saki 沖縄アンバサダーによる「子どもメッセージ」（約10分）など。9月以降、ハンガーゼロYouTubeチャンネルで、順次公開（一部限定）の予定。動画についての問い合わせはTel.03-3518-0781、事務局の東京事務所まで。
一食分募金の参加希望者は、ハンガーゼロのウエブサイトから世界食料デー募金ができる。また、郵便振替からは、00170-9-68590 日本国際飢餓対策機構　　記入欄に「世界食料デー」と明記。
この件への問い合わせは、Tel072-920-2225、広報まで。

世界食料デー情報に関する公式ホームページURL www.hungerzero.jp/

世界食料デーのポスター