やすらぎの介護シャローム:天国の希望掲げる「晴れる家8号館」オープン

専門プロ集団に支えられる安らぎの日々

「晴れる家8号館遠里小野」。6階建てで、1階はデイサービス、6階は屋上、2~5階のフロアは各15部屋あり、うち夫婦部屋が各階に1室。通りに面した場所にあり、玄関には3台の駐車スペース

 昨年創業25周年を迎えた大阪府堺市のやすらぎの介護シャローム(シャローム株式会社)に、新たな施設が誕生した。創業以来地域に根付いた介護事業を展開し、地元堺市での信頼を盤石なものとしてきた同社が、初めて大阪市にオープンした施設は住宅型有料老人ホーム「晴れる家8号館遠里小野(おりおの)」。夫婦部屋含め60室、64人入居可能、6階には充実したリハビリ機器を備え、家族と過ごせる屋上喫茶室や庭園も併設している。医療、看護、介護が連携した、医療ケアの必要な人も安心して暮らせる24時間看護の頼もしいホームだ。

写真左:デイサービススペース。リハビリを中心とした時間を過ごすことが可能

写真右:13㎡の広さがある個室。ベッドは備え付けを介護保険でレンタル、家具は持ち込みも可能(要相談)

「こころ」と「からだ」と「たましい」が元気になるように

 シャロームが展開する老人ホーム「晴れる家」のコンセプトは「家のようなやすらぎ」。自宅で過ごせなくなり、終(つい)の棲家(すみか)として入居してくる人々のために、自分らしい日常を過ごせる第二の自宅となれるよう、スタッフ全員で心を砕いてきた。
 その中核にあるのが、スピリチュアルケアだ。晴れる家が目指すのは「『こころ』と『からだ』と『たましい』が元気になる施設」。介護、看護のスタッフが医師やチャプレンと連携して、体の不具合や将来への不安がつきまとう高齢者が日々安心して過ごせるよう、さらに安らかな最期を迎えられるように、手厚いケアを行っている。ここにおいては、クリスチャン企業シャロームの介護は他の追随を許さない、と自負している。
 創業者で現在同社会長を務める俣木泰三さんは「シャロームのブランドは天国の希望を提供すること」だと語る。
 「WHOが健康の定義として肉体的健康、精神的健康、霊的健康、社会的健康の4点を挙げて、これらを追い求めることが人の幸福につながるとしています。年齢を重ねると肉体的にも精神的にも衰え、社会的にも孤独に追い込まれる。最後に残されるのは霊的健康です。年をとっても最後の幸福を追求することを、シャロームは全身全霊でお手伝いしています」
 そんなシャロームスピリットを受け止めて、心を込めて仕事をしてくれるスタッフに、副会長の俣木聖子さんは、感謝のことばを惜しまない。
 シャロームの経営理念は「キリストの精神と聖書の言葉を基本として、安心して誠実な満足いただけるサービスを提供する」というもの。スタッフはクリスチャンではない人の方が多いが、理念に謳(うた)うキリストの愛は働き手の魂にしみ込んでいる。
 「誠実に仕事に取り組むスタッフに支えられて、シャロームがここまで来られました。みんな、優秀で優しい人ばかり。シャロームの底に流れている温かくて積極的な助け合いの精神は、スタッフあってのものです。これまで何度も高い山を越えなければならないときがあったけれど、振り返るといつもいっしょに登って来てくれるスタッフがいました。本当にありがたかったです」 
 25年の歳月は「主の山に備えあり」の日々だった。シャロームは艱難(かんなん)の中で神様に守られる者の見本だと、聖子さんは実感している。

右から、俣木聖子副会長、俣木泰三会長、横井祐哉施設長、俣木泰和園長

高齢社会のニーズ見据えて人材育成に尽力

 シャロームではスタッフのスキルアップも積極的に行い、介護のクオリティーの向上に務めている。「有料老人ホーム三ツ星ガイド・関西165選」(幻冬舎刊)に選ばれているほど、介護技術と心身のケアに定評がある。
 俣木泰和社長は「若い人が希望を持てる会社でありたい。そのために努力を重ねていきたい」と、ブランド力と生産性の一層の向上を目指している。
 今や慢性的人手不足の介護現場に、海外人材はなくてはならない存在だ。シャロームも中国やフィリピン、インドネシアやインドからの外国人スタッフが増えた。日本語を学び、仕事を覚え、中には家族に仕送りをする人もあり、熱意あふれる姿には励まされるという。クリスチャンも多く、シャロームの働きを支える新たな柱になっている。
 「晴れる家」ではこれまで何人もの入居者を看取(みと)り、希望者には施設葬で見送ってきた。クリスチャンになった人も大勢いる。施設で受洗し、天に送り、これから必要とされるのは納骨堂ではないかと考えている。
 現在65歳以上の一人暮らしの高齢者は、過去最多の900万世帯超(2024年推計)。教会も高齢化が叫ばれて久しい。高齢者施設への期待が一層高まる時代になる。俣木会長は「日本経済はますます厳しくなりますが、どんなことが起きても倒れず前進するために、できるだけのことをやっていきたいと願っています」と、先を見据える。

◇     ◇

 南海高野線「我孫子前」駅から徒歩6分。便利な立地の8号館屋上からは、大阪市のランドマークタワーあべのハルカスが見える。1階にはデイサービスを併設。機能訓練や入浴サービスを受けながら、レクリエーションなどを楽しむ中で、入居者が触れ合える場でもある。チャプレンが常駐して、週1回の礼拝も行われる。
 同館の特徴は、機能訓練を重視したリハビリ特化型のサービスを提供しているところ。
 横井祐哉施設長は「看護師や介護士やリハビリスタッフ、医師やチャプレンら専門職が全員で、それぞれの力を発揮して入居者を支えていく施設にしたい」と、意欲を燃やしている。
 入居金は無料。初期事務手数料10万円。基本料金は、個室13㎡月額17万4百円(家賃・管理費・食費・光熱費)。2人部屋24㎡月額25万2千円(内訳同)。

訪問者を迎える1階のエントランス

機械浴槽は1階に2種類あり、寝台浴・座位浴が可能。個浴も各フロアに

屋上には市内を一望できる庭園スペースと、リハビリ機器(左下写真)を配置したカフェスペース。会員制でリハビリ相談も可

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