
2023年から始まった若者の宣教運動アライズ・アジアの大会「アライズ・アジア2026」が、7月27日から31日まで、フィリピン・マニラで開催された。日本の共同ナショナル・コーディネーターの大庭貴宣氏(キリスト聖書神学校教授)のレポートと参加者の声を届ける。
大会の背景と「アライズ・ジャパン」
大会テーマは「For the Joy(喜びのゆえに)」。会場のクライスト・コミッション・フェローシップ(CCF)セントラルには、54カ国から4,278人が集まった。主な対象年齢は18~30歳で、日本からも約70人の若者とリーダーが参加した。

アライズ・アジアは、アジアの若い世代がキリストに従い、福音がまだ十分に届いていない地域へ遣わされることを目指す宣教運動である。第1回大会は2023年、タイ・バンコクで開催され、37カ国から1,844人が参加した。その後、アジア各国で大会が行われ、若い世代による宣教運動が広がってきた。2025年にはインドネシア・ジャカルタでリーダーシップ・サミットが開かれ、22カ国から292人が参加した。
日本では2025年11月に一場茉莉子氏(サンタバーバラ・ベタニヤ会衆派教会日本語部牧師)と大庭氏が共同ナショナル・コーディネーターに任命され、アライズ・ジャパンの働きが始まった。現在、エグゼクティブチームには老松望氏(大阪聖書学院教師)と西村日和氏(アズベリー神学校在籍中)が加わっている。また、大田裕作氏(アンテオケ宣教会総主事)、神戸博央氏(日本福音同盟総主事)、清水摂氏(JCFN北米代表主事)、篠原基章氏(東京基督教大学学長)、菅家庄一郎氏(活けるキリスト守山一麦教会牧師)、高見澤栄子氏(モンゴルキッズの家支援会代表)がシニア・サポーターを務め、若い世代の宣教への歩みを支えている。

大会の主要なテーマと日本におけるアライズ・アジアの意義
大会では、世界の福音未伝民族のうち、5,430もの民族がアジアに存在することが示された。アジアは今なお福音を必要とする広大な宣教地である。一方で近年は、宣教師を受け入れるだけでなく、自ら宣教師を送り出す地域へと変わりつつある。アジア、アフリカ、ラテンアメリカの教会から多くの働き手が起こされ、世界宣教は欧米中心から、各地域の教会がともに担う働きへと大きく変化している。
今回、特に強調されたのは、「困難な地から困難な地へ」という宣教の姿である・・・
(次ページで、困難な地域からの宣教協力、参加者のコメントなど)
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